タイミングをずらして、あえてニッチな場所に行こう

お金を増やすためには、お金の使い方を知ることです。
以下で、該当する項目があれば、お金の使い方を間違っています。
 □家は会社の駅の沿線で選ぶ
 □車や家を買うなら新車・新築
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Rule
旅行でも、流行りや旬を追うのではなく、
自分にとって 本当に価値ある場所を選ぼう


 人気のある場所に行くことで、経験できることもあるし、話のタネにもなるでしょう。

 ただし、流行りに流されて、「雑誌(TV)に紹介されていたので、行ってみたの。思ったより、よかった(よくなかった)」というだけの感想しか得られないのであれば、時間とお金をかけて行く価値があるとは思えないですし、もっと思い出になって、ためになる体験がほかのことでもできるのではないでしょうか。

 友人と家族ぐるみでハワイに行ったときの話です。

 友人のお母様がどうしても行きたいということで、ワイキキビーチ沿いにある高級リゾートホテル内のレストランに朝食ビュッフェを食べに行くことになりました。
 雑誌で紹介されていた「高級リゾートホテルで過ごす気分を味わえて、ビーチサイドのオープンテラスが最高」という触れ込みを聞いていたようです。

 そのレストランをネットで検索すると、日本語の情報がわんさかあるので、嫌な予感はしていました。

 そして行ってみると、予想通り、日本人だらけで朝からごった返していました。
 こちらは10名ほどの大人数で行ったので、窓際ではなく、風通しが悪く暗い奥の方の席での食事となり、高級リゾートホテルならではの優雅な朝食でもなければ、ビーチを眺めながらの朝食でもなく、まったく散々な経験でした。
 値段もチップを入れて1人50ドル程度(約5500円)、10名で5万5000円くらいでしたが、値段に見合った価値はなかったと思います。

 ローシーズンであれば、すてきな経験になったかもしれませんが、やはり「人気スポットは、ハイシーズンに行くべきではない」というのが私の結論です。

 流行りを取り入れることは、時代の流れの変化を知るという意味では大事です。
 オープンな気持ちがないと、新しいモノは取り入れられないので、流行りを取り入れるバランス感覚はとても大切です。

 しかし、流行りばかりに価値を見いだしていると、無駄にお金ばかりかかってしまい、資産形成の観点からするともったいないことです。

 そもそも、流行りを追わなくても人生は楽しく過ごせますし、自分らしく生活した方が自分ならではの経験や知識は深まり、自分の資産となるでしょう。

 流行りの場所にどうしても近づきたいのなら、資産形成の観点から助言をすると、少しタイミングをずらしましょう

  同じお店でもランチの方がディナーよりお得だったり、旅行でもハイシーズンとオフシーズンで値段が違ったりしますよね。

 仕事や学校の関係で、オフシーズンや平日の昼間に都合をつけるのは、なかなか難しいかもしれませんが、どうしても行きたいなら、思い切って仕事を休んでみてはどうでしょうか。
 普段は働いている時間に安価に過ごせて、案外、ハッピー度が上がるかもしれません。

 最後に、もう一つ。

 あえて流行りをまったく無視したニッチな行動をするのも、資産形成になります

 「ニッチ」というのは、要は「大衆受けはしないけれど一定数の需要はある」ということです。
 大多数に注目されていないからこそ、価格も低めに設定されていることが多いので、費用対効果は優れている場合が多いです。

 私自身は、ニッチなモノが好きなので、激混みの人気スポットよりも、あまり人が行かない場所や、旬でないスポットに行くのが好みです。

 最近だと、旅行でポルトガルのカスカイスというところに行ったのですが、友人に旅行先を話すと、「あんまりステータスシンボル(社会的地位を象徴するモノ)じゃないところに行っているよね。ほら、パリとかニューヨークとかハワイとかなら、『ザ・海外旅行』って感じで分かりやすいし、ステータスも高い感じじゃない」と言われました。

 確かにポルトガルは歴史もありますし、ポートワインをはじめお酒や食事もおいしいのですが、決して「うらやましい」という言葉が最初に出るところではないかもしれません。

 実際、ポルトガルに行く経由地として滞在したパリには中国人がわんさかいましたが、ポルトガルでは中国人にほとんど出会いませんでした。
 中国人にとっても、ポルトガルはまだニッチな国のようです。

 私はといえば、大西洋を望むホテルに宿泊して、昼は世界遺産を巡ってポルトガルの歴史を知り、夜はおいしいワインと新鮮な魚介類を食べて、新しい知識の吸収と珍しい体験ができた上に、リーズナブルな価格でホテルに宿泊することができ、とても満足しました。

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使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり―

垣屋美智子

お金を増やすためには、お金の使い方を知ることです。 以下で、該当する項目があれば、お金の使い方を間違っています。  □家は会社の駅の沿線で選ぶ  □車や家を買うなら新車・新築  □スーパーでは現金で支払う ...もっと読む

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