#9 "森の中"に隠遁 元右派教団の今 リベラルに転向 生長の家

保守傾向を強める公明党を支持する創価学会に対し、右派から左派に急旋回したのが生長の家だ。政治に深く関わったもう一つの新宗教団体の“帰結”を見る。

 山梨県北杜市の八ヶ岳南麓。標高約1300メートルのこの地に立つ生長の家国際本部“森の中のオフィス”は、カラマツやスギの木が生い茂る、まさに森の中にあった。

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 県道沿いの駐車場に車を止めると、最新鋭の電気自動車(EV)用急速充電スタンドが目に入った。

 「一般の方に無料で開放しています。充電スポットとしてインターネットでも紹介されているので、ここでの充電を旅程に組み入れている人も多いようです」。教団職員がそう教えてくれた。

 駐車場を見回すと、日産自動車のEV「リーフ」や、プラグインハイブリッド車(PHV)が多く止まっていた。職員の通勤用マイクロバスを含む公用車は、全てEVかPHVに切り替えたという。

 駐車場から山道をしばらく歩き、視界が開けた先に立っていたのが、木造建築としては日本最大級の面積を誇る生長の家のオフォスだ。木造2階建て6棟が渡り廊下でつながれ、まるでコテージ型のリゾートホテルだ。

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新宗教の寿命 伸びる教団 縮む教団

週刊ダイヤモンド

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