読みたい人、書きたい人のミステリ超入門

第22回 何のために世界を作るのか? (2)

宇宙を手続きとしての閉鎖空間で使用するだけなら、嵐の山荘や孤島を舞台にするのと、何ら変わりがない。宇宙に期待した分だけ、肩すかしを食うことになる――。電子書籍文芸誌「yom yom」に掲載中の人気連載を出張公開。

◆この舞台設定でしか成立し得ない物語
 宇宙を舞台にした応募作も増えている。だがこれも同じで、閉鎖空間を作るためだけに宇宙船やスペースコロニーを使っていて、中で起きている事件は、現実の地球上での密室殺人と似たり寄ったりなものが多い。
 手続きとしての閉鎖空間で使用するだけなら、嵐の山荘や孤島を舞台にするのと、何ら変わりがない。宇宙に期待した分だけ、肩すかしを食うことになる。
 宇宙を舞台にした作品で、SF方面からもミステリ方面からも評価の高い作品があるので紹介しよう。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

2018年12月号は新連載増大号! 荻上チキ氏、渋谷直角氏、平原卓氏、朱野帰子氏、寺地はるな氏ほか、小説とオピニオンから「この時代の生き方」に迫ります。yomyomは毎奇数月第3金曜に配信!

yom yom vol.53(2018年12月号)[雑誌]

朱野帰子,寺地はるな,結城充考,荻上チキ,平原卓,渋谷直角,柳瀬博一,さやわか,越谷オサム,伊藤朱里,十市社,赤楚衛二,中山七里,宮木あや子,九螺ささら,吉野万理子,青柳碧人,東川篤哉,最果タヒ,乾緑郎,門井慶喜,ふみふみこ,千葉雅也,砂田麻美,カレー沢薫,本坊元児,恒川光太郎,新納翔,新井久幸,あいみょん
新潮社
2018-11-16

この連載について

初回を読む
読みたい人、書きたい人のミステリ超入門

新潮社yom yom編集部 /新井久幸

ミステリ作家志望者、必読! 「新潮ミステリー倶楽部賞」「ホラーサスペンス大賞」「新潮ミステリー大賞」など、新潮社で数々の新人賞の選考に携わってきたベテラン編集長が考えるミステリの読み方・書き方の<お約束>とは――。電子書籍文芸誌「...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

feilong “23571” https://t.co/hNjoEan3cQ 12ヶ月前 replyretweetfavorite

yomyomclub 更新しました。いつも更新が遅れて申し訳ないです。→ 12ヶ月前 replyretweetfavorite