実はブラジルで好印象を持たれる日本人
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
僕、東京のブラジルレストランで2年間働いてポルトガル語を覚え、2ヶ月間ブラジルのリオ・デ・ジャネイロに行っていたことがあります。リオではミュージシャンの家に居候させてもらっていたので、色んな人たちと親しくなれました。
そんなあるとき、現地で知り合ったある男性が、「シンジ、ボワッチに行こう。日本人と行ったらモテるから」って言うんです。ここでボワッチを説明いたしますと、いわゆる売春酒場でして、そこにいる女性たちにおごってただ一緒に飲むだけでも良いし、金額交渉をして二人でお泊まりに行くこともできるそうなんです。
そこに日本人である僕と行ったらモテるから、一緒に行こうぜ、ということなんです。僕がいたのはリオの田舎だったので、外国人というだけで女性がみんな集まってくるということだったのですが、どうやら「日本人男性」っていうのもモテる要素のようなのです。
ブラジルにはご存じのように日系の方がいるのですが、成功していて裕福な人たちが多いんですね。さらに、日系人は勤勉で真面目というイメージがあって、女性にとって良いイメージなんだそうです。
結局は行かなかったのですが、でも、「ブラジルで日本人男性はモテる」って知っただけでも大きな収穫でした。だって日本人男性って、世界のどこの国でもモテるという話を聞きませんよね。
どうしてモテないのかと色々と聞いてみると、身体が小さくて弱々しいのと、目が細くて表情がとぼしく見えるから何を考えているのかわからないという風に見えるのと、お金ばっかりでちょっと狡賢いというようなイメージがあるからだそうです。まあそんな男性、普通に考えてモテないですよね。
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