お昼前に声をかけない。 #7

数多くのベストセラーを送り出す中谷彰宏さんの新刊『なぜあの人は感じがいいのか。』に掲載した、感じのいい人になるコツ59個の中から、2つ紹介します。
◎才能よりも、感じのよさで人生を逆転しよう!(毎週火・木・土公開)

①リスペクトとは、
 相手の忙しさをわかることだ。

リスペクトとは、相手が忙しい人だとわかっていることです。
「お忙しいんでしょう」と言うのは、感じの悪い発言です。
「でしょう」ということは、「ひょっとしたら忙しくないこともあるよね」という意味も入っていておかしいのです。
感じのいい人は、「お忙しいところすみません」と言います。
よく地方へ講演に行くと「遠いところすみません」と言われます。
遠いか近いかは問題ではありません。
時間の方が大切です。
「わざわざ遠いところまで足を運んでいただいてすみません」と言うのは、忙しさがわかっていません。 「遠いところまですみません」ではなく、「お忙しいところすみません」と言われた方が、わかってもらえていると感じます。
ヒマな人でも遠いところへは行きます。

こういう人は職場にもいます。
たいていの人は、一番声をかけてはいけないのは帰り際だと思いがちです。
たしかに、部下の帰り際に、「ちょっと頼みごとがあるんだけど」と言う上司は嫌われます。
帰り際の頼まれごとは誰でもイヤです。
帰り際ということは、終わったから帰るのではなく、この後の用事に合わせて今出ようとしているわけです。
感じの悪い上司は、「もう仕事終わったんだな。これ1つ、ついでに頼むわ」 と軽い気持ちで言います。 上司は部下に早く帰られると損した感があるのです。

逆に、上司に感じの悪い部下は「ちょっとすみません、課長、いいですか」と、お昼前に声をかけます。
お昼の1分は、お店の席が埋まるかどうかの勝負です。
行列になる前にお店に入れるように逆算して、上司は今立っているのです。
1分の差で、お店に入れるか行列に並ぶかが決まります。
行く予定のお店が行列になった時点で、どこのお店に移動しても満席です。
感じのいい人は、お昼前に上司に声をかけないという気遣いができるのです。

感じのいい人になるコツ
お昼前に、声をかけない。


②指示されていないことをする人が、
 
選ばれる。

「指示されたことを最低限しているじゃないですか」と言う人は、感じが悪いです。
指示されたことをするのは当たり前です。
その上で「すみません、よけいなことをしまして」と、指示されていないことも追加でしておく人は感じがいいのです。
この時、指示されていないことをして、指示されたことをしていないのはNGです。
それでは、自分がしたいことしかしていません。
指示されたことをして、「ついでにこういうのもしてみたんですけど、ボツならボツでいいです」と、よけいなことをすればいいのです。
人間は、よけいなことをすることで関係ができていきます。
頼まれたことだけをするのではなく、指示されていない、ムダになることも追加でしておきたいと考えたのです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

たった1分で信頼される59のコツ

この連載について

初回を読む
なぜあの人は感じがいいのか。【中谷彰宏】

中谷彰宏

仕事ができるのに周りから嫌われている人もいれば、仕事がそこそこでも好かれる人もいる。両者を分けるのは「感じのよさ」。感じのいい人に共通する「考え方」「言葉」「習慣」を紹介。 『なぜあの人は感じがいいのか。』中谷彰宏・著(学研...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Idonikemika #中谷彰宏 #中谷本 #リスペクト とは…。 一読の価値ありです。 7ヶ月前 replyretweetfavorite