#15 メルカリ、勝負の資金調達 飛躍の原点はテレビと仙台

創業から5年で上場を果たしたメルカリの急成長を実現したのは、資金調達と投資のタイミングだ。規模とスピードで競合を圧倒し、独り勝ちを収めている。

 「ここで一気に勝負に出よう。ベンチャーキャピタル(VC)が出してくれないなら僕が出す」

 2013年の年末、当時社長だった山田進太郎は、大きな賭けに出ようとしていた。

 メルカリのサービス開始は同年の7月。当時すでにダウンロード数は100万件を突破したが、フリマアプリの競争は激化していた。年末には、「LINEモール」や「ミクシィマイ取引」が参入。メルカリももともとファッション系フリマ「フリル」より出遅れて参入しており、後発組だった。

 フリマアプリは勝者独占。どこか1社しか生き残れない厳しい世界で共存はあり得ない。

 山田は勝負どころと判断した。メルカリのテレビCMを打つことにしたのだ。

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新・価格の支配者 メルカリ

週刊ダイヤモンド

1000万人以上が使うようになったフリマアプリ「メルカリ」。日々100万点以上が出品され、あらゆるモノに値段が付く。そこで形成される相場は、消費者の声を具現化した現代の価値のバロメーターだ。そのデータをメルカリは握っている。本誌が独占...もっと読む

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