小さな会社⑦ スタンダードブックストア 本屋

従業員30人以下のスゴい会社大特集!今大阪で最もアツい本屋が、心斎橋にある「スタンダードブックストア」です。ミナミのど真ん中にドスンと構えた店内では、書籍、雑貨、文房具を販売するだけでなく、カフェも併設。カフェスペースを活用したワークショップや著名人を招いたトークショーを開催するなど、新しい文化発信の拠点となっています。

本屋は本棚まで手作りする!
これ、新常識

 

「本屋ですが、ベストセラーはおいてません」
 

 そんなキャッチコピーを掲げる大阪・心斎橋のスタンダードブックストアは、雑貨や文房具も販売する本屋さん。220坪の売場に約4万点の本をそろえる同店は、敷地面積にものを言わせて面陳(表紙を前面に出す本の陳列方法)が目立ちます。でも、面陳できるのはお店が広いだけが理由ではないんです。なんと! 本棚を本屋さん自身が作ったからなんです!

 スタンダードブックストアが、本格的に本棚を自分たちの手で作るようになったのは、細井律さん(24歳)が働きはじめたのがきっかけ。履歴書の特技欄に「DIY」と書いた細井さんに目をつけたスタッフの依頼で、少しずつ本棚を作りはじめます。初めのうちは、通常の書店業務の合間に作るぐらいのペースでしたが、「細井くんが作ってくれる棚は本を並べやすい!」ということで、次第に各フロア担当者からのリクエストが増え、ついには「本棚作りに専念しなさい」と社長からお墨付きまでもらう事態に! 今では堂々と一日中工作するのが彼の仕事。「細井くんの作った棚は、買おうかどうか迷っているお客さんの背中を後押しする」と店長の中川明彦さんが言うように、本屋のプレゼンの舞台である本棚を店員自らが作ることは、お客さんに対して本を魅力的に見せることができるのです!

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケトル

この連載について

初回を読む
こんな会社が大好き!

ケトル

最高に、無駄がつまったワンテーマ・マガジン」をコンセプトとした、雑誌『ケトル』。その毎号の特集をcakesで配信していきます。第五弾のテーマは「小さけれど、スゴい会社」。こんな会社で働きたい!と思わえてくれる従業員30人以下のスゴい会...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード