小さな会社⑤ バーグハンバーグバーグ  ウェブコンテンツ制作会社

従業員30人以下のスゴい会社大特集!モットーは、「ギリギリセーフ」。「イケてるしヤバい男 長島」「インド人完全無視カレー」などのキャンペーン企画や、お馬鹿サイト「オモコロ」の運営を手がける「日本一ふざけた会社」に、ちょっとだけマジメに語っていただきました。

常にギリギリセーフなコンテンツを狙います

 「1回のジャンプ中にキックとパンチを120発以上撃てる人(月給5万円)」、「炎の洞窟の奥に住む爆炎の魔人かつやる気のある人(時給850円)」。奇人変人大募集かと思いきや、これ、株式会社バーグハンバーグバーグのHPにある採用募集。なんともカオスな文言ですが、実はこの会社、今ネット界で超話題のコンテンツ制作会社なんです。

いつでも全力でふざけてます

 これまでにも、『インド人のアドバイス完全無視カレー』(カレー店・カリガリ)や『上司に味噌を塗りたくらない人、募集!』(有限会社ノオト採用HP)など、シュールな企画を数々生み出してきたバーグハンバーグバーグ。怖いもの見たさで、ぜひ一度覗いてみたい!!ということで、早速取材をお願いしてみました。すると、「承知しました。ではお待ちしております」とすぐにOK。言葉遣いも応対も、なんだかとっても丁寧です。中目黒のオフィス(しかもオシャレ)にお邪魔すると、ちゃんと応接室に通されて緑茶まで! あれ?意外とちゃんとした会社なのかな…。

 と思いきや。取材開始早々、代表のシモダテツヤさんに社名の由来について伺ってみると「仲間内で大喜利で決めたんです。いろいろ候補はあったんですが、近所のカレー屋のおっさんに『どれがいい?』と聞いたら『これが一番マシ。決して良くはないけど』と言われたのがバーグハンバーグバーグだったんです」とのこと。

 え、結構適当ですね! しかも、その他に最終候補にあがったのは「株式会社イカホット」「株式会社ルアンパバーンTheサイガガーン」など(候補から落とされた理由は字画が悪かったから)。

 「うちのビジネススタイルは、ネット業界における〝芸人〞みたいなものなんですよ。コンテンツを考えて、そのアイデアをおもしろがってもらって買ってもらう。いかに『ほかの人と違うものを出すか』が勝負なので、中途半端なボケじゃダメ。でも、やりすぎてアウトもダメ。常にギリギリセーフな笑いを狙います」

 確かに、大事な社名を近所のおっさんに託すなんてかなギリギリ! でも、「え、そこまでやっちゃうの!?」と言いたくなるような比類ないおバカ感が、バーグハンバーグバーグの破壊的なクリエイティブ能力の核をなしているわけで。まさに、「ギリギリの笑いを売る会社」なんですね。

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最高に、無駄がつまったワンテーマ・マガジン」をコンセプトとした、雑誌『ケトル』。その毎号の特集をcakesで配信していきます。第五弾のテーマは「小さけれど、スゴい会社」。こんな会社で働きたい!と思わえてくれる従業員30人以下のスゴい会...もっと読む

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