写真で話そう

背景にある情報は"あえて"見せる

ポートレートというと、主役は人物。背景をボケさせて人物を際立たせる写真を見かけることが多いです。しかし、写真家・ワタナベアニさんが考える、さらに良い写真を撮るためには必要なこととは?

ワタナベアニです。宣伝になってしまって恐縮ですが、12月2日まで渋谷で行われている写真展に参加しています。あるビルが再開発で取り壊されるので、そこを会場に使って国内外の多くの写真家が展示をしています。お時間が許しましたら是非。休みもありますので、開催される曜日などはウェブでご確認ください。

ARIGATO SAKURAGAOKA

一口に写真やポートレートと言っても、ありとあらゆる表現方法があります。すべてを同じ条件に押し込めてしまうスマホやパソコンモニタではなく、実物のプリントを見るとサイズや展示方法などの理想が人それぞれだとわかるでしょう。皆さんも撮った写真をモニタで見るだけではなく、手に取れるプリントにしてみてください。写真の大きさと写っている情報量の関係などにも感じる部分があるはずです。

人を中心とした写真でも、「その人がどんな状況にいるか」などの情報は大切です。シンプルな背景で撮るより数段難しいですが、場所の雰囲気や状況説明がうまくできるようになると、写真はもう一段階よくなります。その場の環境を写し込んだ写真を英語で「environmental portrait」と言います。画像検索してみてください。

キッチンにて。あえて違和感を出すスタイリングもあります。

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ワタナベアニ

写真家・ワタナベアニさん。年中無休、四六時中、カメラのシャッターを切り続けています。この連載ではそんなワタナベアニさんのライフワークともいえる、ポートレート写真を掲載していきます。レンズのむこう側で写真家は何を思っているのか、その様子...もっと読む

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コメント

die_kuma 幡野さんの写真が素晴らしいのはもちろんですが、やっぱり印刷したものを見るのが楽しいです。全然感覚がちがいます。 https://t.co/9m7l1JMG7W https://t.co/QLXZFZwTiR 約1年前 replyretweetfavorite

guriswest environmental portrait で検索したら素敵な写真がいっぱい。インド?の路上のバーバーでひげそりとか。ハスキーと美女。好き 2年弱前 replyretweetfavorite

watanabeani 更新しました。「写真で話そう」#cakes https://t.co/V8fuYWdPMP 2年弱前 replyretweetfavorite