ミスよけ1 一度に行なう仕事は一つだけ
どういうときにミスが起きるのでしょうか? 緊急の仕事がいくつも重なり、同時に処理しなければならなくなったときです。
緊急時ならば仕方がないですが、「マルチタスク」はミスの元なのでなるべく避けましょう。スタンフォード大学で行なわれた研究では、マルチタスク傾向の強い人はシングルタスク傾向の強い人と比較して、情報の取捨選択やタスクの切り替えが下手だという結果が出ています。つまり、マルチタスクを行なっている人は同時に処理できていると思い込んでいるだけなのです。実際にはタスクをうまく切り替えられていないので、生産性は低くなっています。
マルチタスクが習慣づいてしまっている人は、仕事の進め方を見直し、「一度に行なう仕事は一つ」というのを徹底しましょう。