お酒と女のデスゲーム

いよいよ「今年の***ベスト10」も聞こえ始めてきて、気分は年末。そして、大人の女子が気になるのはアッチの準備……。王谷晶さんによる「女のカラダ」を考える爆走黒笑連載エッセイ。今回は血湧き肉躍る内蔵シリーズ第三弾です。地獄のサバトを乗り切れ!

ベイビー・ワン・モア・焼酎

年の瀬もじわじわじわじわ差し迫ってきたみなさんいかがですか。準備できてますか、アッチの方は。アレですよ。たまにカタくなったりするアレ。そう、肝臓。

年の瀬と言えば宴会。宴会と言えば酒。まああっしは一年中飲んでますけどその中でも年末の酒は格別。今年も一年なんとか生き延びたわ……という自営業者喜びの一献です。バイト含め勤め人を辞めてから「行きたくない飲み会」が人生から消えたので今の私にとっては酒=うれしいたのしいだいすき! しかありませんが、しかし、世の中そんな楽しい酒ばかりではないのも身に滲みて存じております。特に女子にとっては……。

しがらみ☆MMMBOP

まず大前提としてアルコールというのは必須栄養素でもなんでもないし飲める飲めないに貴賤も勝敗も一切無いし、その許容範囲は人それぞれということは共有しときたいと思います。あたぼーよ。飲めない人に無理くり飲ませようとする奴とか「人生の半分損してる~ww」とか言う酒飲みにはおちょこ一杯で三日酔になる呪いを掛けてやるからな。

で、飲み会。特に「行きたい♡」じゃなくて「行かなきゃ…………」な飲み会。仕事とかしがらみとかがグリングリンに絡んでくるやつ。ありますよね。私も今まで何回も出てきました。削られるよなーあれ。金も時間も体力も精神もダイエット計画も何もかも削られますじゃん? 日本の企業社会の数ある悪習の一つですよね。仕事関係じゃなくても「親戚」「町内会」「PTA」などなど、この日本社会にファッキンアスホール飲み会の種は尽きまじ。

しかし、まあね。まあまあ、言うても社会人、マズい酒飲んで使いたくもないおべっか使って下手なカラオケ歌う程度のことならなんとかこなしますよ。付き合いってもんもある。義理ってもんもある。ある程度はしゃあない。

問題は「ある程度」の範疇を超えたクソ事案、セクハラ・パワハラ・アルハラが舞い踊り終電になっても帰してもらえないような地獄のサバトみたいな飲み会に当たってしまったときです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

すべて”女と女が主人公”の短編小説集

この連載について

初回を読む
どうせカラダが目当てでしょ

王谷晶

脱・ライフハック! 脱・ヘルシー! ウェルカム非生産! 「鏡よ鏡、この世でいちばん美しいのはだあれ?」女子なら一度はかけられる呪い。でもその美しさって本当は誰のためのもの? “女と女が主人公”の短編集『完璧じゃない、あたしたち』が...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Kawade_bungei 王谷晶さんの連載エッセイ更新!年末近し、すぐそこにある地獄のサバトとは…内臓シリーズ第3弾。→ 10ヶ月前 replyretweetfavorite

Kawade_shobo 地獄のサバトを乗り切れ!  「世の中そんな楽しい酒ばかりではないのも身に滲みて存じております。特に女子にとっては……。」 10ヶ月前 replyretweetfavorite

town_b "外野が責める権利なんて砂粒ひとつぶ分もありません。ぜっっっっっっっったいに、無い。無いと言ったら無い。無いんだよ。天があると言ってもあたしが許さねえ。赤の他人が被害者を責めるな。" / “23311” https://t.co/YjR9jIrdtu 10ヶ月前 replyretweetfavorite

tori7810 連載更新しました! 内臓シリーズです。個人的に一番苦労をかけていると思う部位。 10ヶ月前 replyretweetfavorite