週刊ダイヤモンド
#13 人手不足による定年延長で 日本企業の働き方が変わる
定年を延長する企業が少しずつ増えている。それと同時に、人材育成や働き方そのものを改めようとするケースもあり、日本企業の雇用と賃金、人材育成が大きく変わろうとしている。
「2000年代前半に合併したことや、行政処分を受けたことで採用を絞ったために30代前半の社員が少ない。それを乗り切るためには高齢者活用が必要」(加藤哲弥・明治安田生命保険人事部主席スタッフ)
ここ数年で定年延長に踏み出す企業が増えているのは、人手不足からシニアの戦力化が不可欠になってきているからだ。
本誌取材で定年延長が確認された上場企業(ホールディングス傘下の事業会社を含む)は約20社だったが、いずれもフルタイム勤務で異動もあり、働き方は59歳以前と変わらない。言い換えれば「現役のまま」だ。
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この連載について
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かつて定年は仕事人生のゴールだった。定年後の悠々自適の生活を夢見ていた人も多いのではないだろうか。しかし人生100年時代といわれる今、定年は人生の「前半戦」のゴールにすぎない。そこから新たに「後半戦」がスタートするのだ。どうせ働くなら...もっと読む
著者プロフィール
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