Rule
一獲千金を狙うのではなく、
資産はコツコツと少しずつ形成していこう
楽しみながら保有できるといえば、宝くじです。「当たれば億万長者になれるかも~!」なんて想像する期間は楽しいですよね。
しかし、当選しなければただの紙切れになってしまうわけで、残念ながら宝くじに資産価値はありません。
実際、宝くじの当選確率は非常に低いのです。
ドリームジャンボ宝くじの1億円の当選確率は500万分の1などと聞きます。15歳〜64歳の日本人男性の中でW杯サッカ ー日本代表23人のうちの1人に選ばれる確率が163万分の1ですから、サッカー日本代表になるより1億円を当てる方が難しいということになります。
しかも、このサッカー日本代表になれる確率は、15歳~64歳の日本人男性の総人口から単純算出したもので、実際のサッカー人口はもっと少なく、その中でプロを目指してサッカーをしている人口から計算したら、選ばれる確率はもっと上がるでしょう。
一方、宝くじは情報収集や日々の努力が結果に影響せず、購入した人に平等に当選機会が与えられるため、500万分の1の確率を当てるのは相当の運が必要です。
そう考えると、宝くじは運に頼った〝一獲千金タイプ〟ということになります。
一獲千金という意味では、ギャンブルも同様です。
競輪や競馬、競艇などの公営競技は、一獲千金を狙おうと思って賭けをするのではなく、あくまで余剰資金の範囲で娯楽の一環として行うべきです。
株投資なども同様です。絶対に避けたいのは、心を支配されてしまうことで、寝ても覚めても結果が気になるというのは、精神状態としては正しいといえないでしょう。
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