〝ハラハラドキドキ〟するようなモノは資産にならない

お金を増やすためには、お金の使い方を知ることです。
以下で、該当する項目があれば、お金の使い方を間違っています。
 □家は会社の駅の沿線で選ぶ
 □車や家を買うなら新車・新築
 □スーパーでは現金で支払う
 □節約をしている
効率的なお金の使い方こそが、お金を増やす法則なのです!
新刊『使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり―』より、今すぐ誰でもできる、効率的なお金の増やし方をご紹介。毎週火・金に配信。

Rule
金融商品は、資産としてはギャンブル性が強く、
持っていても一喜一憂するので勧めない

 そもそも金融商品を購入するということだけが資産形成ではありませんが、それでも金融商品を買おうと思っているのなら、その前に知っておいてほしいことがあります。
 それは、金融業界で働くプロと比べると一般人は圧倒的に情報量が少ないということです。

 私は、証券会社と資産運用会社で上場企業の株を分析するアナリストとして仕事をしてきましたが、当時、日々受け取る投資情報のメールや電話は100件以上。また、担当する上場企業に直接取材することも、機関投資家だけのために開催される社長ミーティングなどに参加することも可能でした。

 一方、個人では同じレベルの情報アクセスはありませんし、日々100件以上のメールを仕事以外で読むこと自体も現実的ではないでしょう。機関投資家との間には、情報格差が確実に生じるのです。

 例えば、今日、ある企業の株価が下がっているとします。機関投資家(プロ)は前日の夕方に企業からの発表を見て、その後の説明会にも参加するので、株価が下がることも事前に予想できますし、その背景も理解しています。一方、個人投資家(一般人)は株価が下がって初めて、ニュースで背景を理解するという具合です。

 そしてもっと重要なことは、そんな金融業界で働いて最新の情報にアクセスができて、それで生計を成しているプロであっても損を出すということです。
 ですから、株投資、為替投資などの金融投資は、「絶対に儲かる」とはいえないのです。
 よく、「株で儲かったので家を買う資金にした」とか「○○社の株で儲かった」とかいう人がいます。それで、株を持っていない自分が損しているような気持ちになるかもしれません。しかし、ちょっと待ってください。人は誰も損した話というのはしないものです。

 実際、「株は儲かる」とはいえないだけでなく、会社が倒産すれば株価が0円になるリスクもあるのです。記憶に新しいところでは、日本屈指の大手航空会社であるJALの経営破綻がありますね。私の知り合いでJALの株主優待がほしいというだけの安易な理由で株を購入したところ、上場廃止になり、株主優待を手にすることができなかっただけでなく、株もただの紙切れになってしまった人がいます。

 また、金融資産を保有することで、「今日は株が上がってる」「今日は下がっている」などと一喜一憂してしまうのですから、資産というよりギャンブルの性格が強いのです。しかも、自分では価格の上げ下げをコントロールできないのです。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

リスクのある投資をせずに、今すぐ誰にでもできるお金の増やし方!

この連載について

初回を読む
使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり―

垣屋美智子

お金を増やすためには、お金の使い方を知ることです。 以下で、該当する項目があれば、お金の使い方を間違っています。  □家は会社の駅の沿線で選ぶ  □車や家を買うなら新車・新築  □スーパーでは現金で支払う ...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード