誰と一緒に過ごすかは、極めて重要/侵略者モンスター【その4】

やっかいな人を自分のお城に入れない方法――この連載では、いろいろなタイプのやっかいな人を取り挙げながら、 彼らによって「心」という名の大切なお城を占領されないようにする方法を伝授してます。路上生活に突入し、ホームレス僧侶となった小池龍之介さん。侵略者モンスターその4は、いよいよ、連載の最終回ーー小池龍之介さん最後の原稿です。

人間の無意識のエネルギーは、例外なく濁っている

これまで記してきましたように、人間とは意識レベルでどれだけ優しかったり丁寧だったりしても、無意識のエネルギーをスキャンしてみると、例外なく皆、濁っています。
そして多かれ少なかれ、互いに侵略し合っています—笑顔を浮かべながら。

つまり、誰と近くにいて過ごすかによって、あるいは強く、あるいは弱く、相手に応じて侵略され、影響を受け、エネルギーを巻きつけ合っているのです。それは、無意識レベルで勝手に起きていることなので、誰が悪いとか誰のせいとかいうことではないのですが。

ですから、誰と一緒に過ごすのかということは、極めて重要なことです。
人の悪口を言うのが好きな人や、自分の話ばかりする人や、他人と比べてばかりの人や、偽善的にやたらと親切すぎる人や、そういう人と一緒にいるなら、みすみす自分から腐ってゆくために門を開けて、城中の砦をプレゼントしているようなものです。

ですから、自分を「スゴーイ」と褒めてくれるような表面的な居心地良さに惑わされず、悪影響を受けていそうな人からは遠ざかることができるなら、それをお勧めいたしましょう。

誰と仕事をするか、誰からお金をもらうかも、けっこう大切

私の場合はかえって、これまで十年間くらいの間は、自ら門戸を開いて、あらゆる種類の人たちに日々、接してまいりました。
そして多数のエネルギー波を浴びては、それを浄化することを、最近は続けていました。

ただこの頃になって、自身の修行がいよいよ最終局面に入りつつあるのを感じるにつけ、他人から新たに入ってくるエネルギーを相手にするのはいったん止めにして、自らの内部に残っている、残りすべてのエネルギーを手放しきるのを先にしようと決めたのでした。

すべての継続的な人間関係を手放して毎日移動しながら瞑想しているのもそのためです。
また、約束があって、最後に出版される本がこれも含めて何冊かあるのですが、仕事相手がある限り、出版社の社長や社員のエネルギーも、遠くから流れこんでくるのが分かります。

そのことで読者のかたがたに伝えたいのは、誰と仕事をするかとか、誰から給料をもらうかということも、相手とエネルギーのチャンネルが合うことなので、けっこう大切だということです。そうしたチャンネルを通じても相手の影響を受け、知らず知らずのうちにコンディションが変化するのですから、気をつけて吟味いたしたいものですね。

私の場合、吟味どころかすべてを(いったん)手放しましたが、このような極端なことは、ふつうに楽しく生きてゆこうという限りは不要でしょう。

小池龍之介、最後のメッセージ

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やっかいな人を自分のお城に入れない方法

小池龍之介

他人は変わらないし、変えることもできない―― 。 でも、苦手だったり嫌いな人こそ、あなたの心に入りこんできて、 気づけばいつも、 その人のことばかり考えてしまう自分がいる……。 この連載では、その特性を知ることで、自分の心(=...もっと読む

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コメント

kaonhananooto 最後のメッセージを読んだ。即身成仏しかないじゃんと思ったけど、生身のまま戻ってくるとの事なのね→ 3ヶ月前 replyretweetfavorite

sinsenakira 「誰と一緒に過ごすかは、極めて重要」 https://t.co/4pln48hBAz ただ小池龍之介さんが修行に入る前に話していたこの記事。 すごい面白いなと思います。本質を突いています。 ただ、そんなふうに人を取捨選択すべきだ… https://t.co/MJv70KDbZD 1年以上前 replyretweetfavorite

j_enju いろんな意味でいつも気になる方🐶 1年以上前 replyretweetfavorite

mitopub 「悪影響を受けていそうな人からは遠ざかる」 ぐう正論 1年以上前 replyretweetfavorite