エネルギーのチャンネル波をあわせるな/侵略者モンスター【その2】

やっかいな人を自分のお城に入れない方法――この連載では、いろいろなタイプのやっかいな人を取り挙げながら、 彼らによって「心」という名の大切なお城を占領されないようにする方法を伝授してます。路上生活に突入し、ホームレス僧侶となった小池龍之介さん。侵略者モンスターその2では、侵略者さんの侵略術についてふたつほど。

砦はいったん占領されると、拠点になってしまう

実は誰しも、いろんな人の怒り(嫌悪)や欲望(好意)を浴びて、ものすごくたくさんの影響を受けて、生きています。そうして、少しずつ少しずつ、洗脳を受けているようなものなのです。

なおかつやっかいなのは、砦をいったん占領されてしまうと、その砦を占領したエネルギーはそこを拠点に、さらに別の他人にも勢力を広げることです。

たとえばAさんから虐げられて劣等感を感じたBさんが、ストレスから似たような虐げかたを別のCさんにするとき、そこに働いているのはAさんからコピーされたエネルギーで、そのようにしてAさんのエネルギーが次の相手の城にも侵略し、拡大してゆくのです。

こうした災いの拡大を防止すべくここからは、対策を記しておきましょうね。お城の中の砦を占領されないようにするための、最大の防御策は、何でしょうか?

いつもと同じ、これまでのモンスターへの対処法と同じで、シンプルに、相手のエネルギー波とチャンネルを合わせないこと。それだけです。

侵略術にもアメとムチがある

侵略者さんの侵略術は、二種類あります。一つはアメで、一つはムチです。

ムチから説明しましょう。激烈に怒る、怒鳴る。あるいはソフトに嫌味を言う、批判する。あるいは脅威を与えたり、脅したりする。

「あなたのここがダメ」「こういうところがなってない」と嫌味を言われると、誰しも「嫌だなあ」と感じがちなものですね。けれども嫌味を言われたくない、嫌だ、と感じる反応を生じるまさにそのせいで、相手の怒りの波長とこちらの否定的エネルギーの波長がシンクロするので、入りこんできて、縛られます。

また、夫婦や恋人同士で「じゃあ、もう別れようか」と脅すとか、親が子供に「じゃあ、うちの子供をやめてもう出ていきなさい」と脅しをかけるとか、そうしたこともしばしば、強烈な反応を呼び覚ましますね。恐怖によってチャンネルが合うので、相手の攻撃エネルギーが入りこんで砦をいくつも占領されるのです。

何を言われても。何をされても。「あ、そう、そうなんだ〜。そうしたくなる気持ちも分かるよ。にっこり」とスルーして、平然と通り抜けてゆけるよう、修行してみることです。

気分を害さずに通りすぎれば、チャンネルが合いません。チャンネルが合わなければ相手のエネルギーは入ってきにくくなるので、占領される度合いがずーっと弱くなります。……あいにく、侵略する念力がズバ抜けて強力な人も一定数存在しまして、チャンネルが合わなくても、否応なくいくらかは侵入してくるのは仕方がないのですけれども、とにかくずっとマシにすることはできるでしょう。

それがうまくできないならば、離れることです。同じ空間にいないだけでも多少はましですし、物理的な距離も、遠ければ遠いほど、エネルギー波は飛んできにくくなります。どんなに遠くても飛んではきますが、遠くになるほど、弱くなるのは確かです。

以上は、攻撃力に物を言わせた侵略者さんの場合です。反対に、「アメ」のほうは、どうでしょうか。

アメは、欲望を刺激する形で、気持ち良くさせて、いつのまにかその気にさせてしまうので、ムチよりも抗いにくいものです。

ハイレベルなモンスターは感じが良かったりする

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やっかいな人を自分のお城に入れない方法

小池龍之介

他人は変わらないし、変えることもできない―― 。 でも、苦手だったり嫌いな人こそ、あなたの心に入りこんできて、 気づけばいつも、 その人のことばかり考えてしまう自分がいる……。 この連載では、その特性を知ることで、自分の心(=...もっと読む

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