週刊ダイヤモンド
#4 自分の知見の高い業界×ニッチ市場で勝負
「探したのは、『ブランド消費財×隙間ビジネス』。ヒールクローズはまさにそうした商品だった」と池末昌博さんは言う。それは「ヒールの服」という商品名の通り、ハイヒールの先端に装着する着せ替え式のアクセサリー。カラフルで、スワロフスキーのクリスタルガラスなどの装飾もあり、アクセントにかわいいと、最近ファッション誌やネットで紹介され、徐々に知名度が上がってきている。
池末昌博さん(Me's-style代表取締役)/48歳
アパレル、スポーツウエア、中小企業の取締役を経て、
アイデア商品の事業を買収
「探したのは、『ブランド消費財×隙間ビジネス』。ヒールクローズはまさにそうした商品だった」と池末昌博さんは言う。それは「ヒールの服」という商品名の通り、ハイヒールの先端に装着する着せ替え式のアクセサリー。カラフルで、スワロフスキーのクリスタルガラスなどの装飾もあり、アクセントにかわいいと、最近ファッション誌やネットで紹介され、徐々に知名度が上がってきている。
ヒールを保護し、できてしまった傷を隠すという機能性に加え、足元を飾るファッション性もアピールする
男性はあまり意識したことがないかもしれないが、ハイヒールの先端は意外に傷が付きやすい。「エスカレーターなどでよく目にするが、汚いヒールは結構気になるもの」とヒールクローズのPRアシスタントの瀬戸柚貴さんは言う。ヒールクローズは新しいヒールを保護でき、一度付いてしまったヒールの傷を隠すこともできるのだ。
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この連載について
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かつて定年は仕事人生のゴールだった。定年後の悠々自適の生活を夢見ていた人も多いのではないだろうか。しかし人生100年時代といわれる今、定年は人生の「前半戦」のゴールにすぎない。そこから新たに「後半戦」がスタートするのだ。どうせ働くなら...もっと読む
著者プロフィール
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