「中国青年報」の記者を経て、日本に留学していた妻の誘いで来日したのは1991年8月のこと。今から27年前、33歳のときです。
当時の中国の経済状態は良くありませんでしたし、日本との格差も大きかった。日本の物価は高いため、布団や米、鍋などを抱え、服をたくさん着込んできました。
今でもよく覚えているのは、成田空港から巣鴨駅に着き、妻に電話をした電話ボックスにパスポートや財布を入れたバッグを置き忘れたこと。慌てて取りに戻ったら、そこに置いてあったのです。日本人のマナーの良さに感激しました。
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