週刊ダイヤモンド
#14 同胞の貧困ビジネスの餌食に!! "下流"在日中国人の実像
数億円のタワーマンションに暮らす在日中国人が増える一方で、生活保護を受けながら月額家賃1万円程度の“限界団地”で暮らす者は多い。いま、在日中国人にも格差が広がっている。
荒川を挟んで埼玉県川口市と近接する赤羽(東京都北区)の区営団地。その一室に“事務所”を構える、中国残留孤児3世で指定暴力団組員のタカヤマ(仮名、中国籍)は、建設会社などに作業員を送り出すことで、月に120万~150万円もの収入を得る。タカヤマは言う。
「団地に住む貧乏な中国人を送り込んでいる。建設会社から1人当たり1万5000円くらいの日当が入るが、俺は手数料として8000円から1万円を抜く。彼らのおかげでそれなりの暮らしをさせてもらっているよ」
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この連載について
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在日中国人“100万人”時代は間近──。2000年時点で32万人だった在日中国人は、今やその3倍近くにまで膨れ上がった。変わったのは人口だけではない。その中身もまた、多くの日本人のイメージを打ち壊すほどに変貌しているのだ。富裕層から裏...もっと読む
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