第6回】 すでに縮小している職種はこれだ!事務作業だけではない

仕事を機械化し、効率化してきたのは製造現場だけではない。ホワイトカラーの世界でも、古くから進む事務作業の機械化が加速し、有資格者の仕事にも侵食が始まっている。

 1万人規模で事務職が要らなくなるのではないか──。保険業界では今、にわかにそんな話が浮上してきている。

 背景にあるのはペーパーレス化の動きだ。いまや、保険契約を結ぶ際にするサインも、紙ではなくパソコンの画面でできる時代だ。
 早い会社では、紙の契約書を管理していた部門が2年以内に不要になるといわれている。部門廃止に合わせて、事務職のキャリアチェンジプランも水面下で作成されつつあるという。

 機械化による仕事の効率化、人員削減は、大がかりな産業用ロボットなどを設置する製造現場の“十八番”のように思われがちだが、振り返れば、事務の現場でもあらゆるところで機械化が行われてきた。残業申請の電子化や会計ソフトの利用により経理の仕事が減ったり、名刺の発注を社員自らパソコンで行うようにしたことで総務の仕事が減ったりと、数えれば切りがない。

 仕事量の減少の先に待っているのは、人員削減か給与削減のどちらかだ。今後も、作業を効率化するための技術開発の手が緩むことはないだろう。

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”仕事消失時代”に生き残るビジネスマン【2】~スキル陳腐化、産業構造の変化の中で

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能力やスキルの陳腐化、サービス業への産業シフト、事務作業のIT化、トップ級外国人との競争激化などがどうビジネスマンを直撃しているのかに迫った。

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