その後、永田カビさんの漫画は2016年夏に『さびしすぎてレズ風俗店に行きましたレポ』(イースト・プレス)として発売され、大ヒットしました。
そこではピクシブでの連載内容に加えて、後日談も描き下ろされていました。
同書と、その続編にあたる『一人交換日記』(小学館)のなかでカビさんは、その後も引きつづき当店をご利用いただいていたことを描かれています。
カビさんはレズ風俗店の利用をきっかけに変化していきましたが、きっとその姿に共感したり勇気をもらったり、いろんな人が背中を押されたと思います。
何を隠そう、僕もそのひとりです。
「この体験を漫画で描きたい!」とカビさんが強い決意を見せるページが同書にあるのですが、僕はそれを見て目の前でパンッと風船が割れたような衝撃を感じました。
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