週刊ダイヤモンド
#7 決してお金のためではない 日本企業で働く中国人の実像
日本に住む中国人は何も、超富裕層やアルバイトに明け暮れる苦学生、繁華街の住人ばかりではない。むしろ、一般的な日本人と同じ社会人として、世の中に溶け込んでいるのだ。
今から40年前、大躍進政策と文化大革命で疲弊した中国経済を立て直すために、鄧小平が市場経済体制を目指した改革・開放路線。この改革の象徴の一つとされるのが、10年間の中断を経て1977年に再開された大学入試だ。
再開してから4年目の80年に大学入試を受け、超難関をくぐり抜けて上海の外国語大学に入学したのが、日本の大手総合商社に中堅幹部として勤務する川口佳子氏(仮名)だ。中国・福建省の出身で、2007年に日本に帰化した川口氏がその当時を振り返る。
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この連載について
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在日中国人“100万人”時代は間近──。2000年時点で32万人だった在日中国人は、今やその3倍近くにまで膨れ上がった。変わったのは人口だけではない。その中身もまた、多くの日本人のイメージを打ち壊すほどに変貌しているのだ。富裕層から裏...もっと読む
著者プロフィール
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