週刊ダイヤモンド
#21 三重の三大名家から学ぶ 地方同族の生き残り術
日本一の山林王の諸戸家、流通業界の雄にのし上がった岡田家、伊勢の定番土産を売る濵田家。三重の三大名家は三者三様だが、彼らの歩みから地方同族の生き残り術が見えてくる。
明治期以降に三重県の山林を買いあさり、かつて日本一の山林王と称された諸戸家。地方にいながら首都圏の住宅地も手に入れ、不動産収入で巨万の富を築いた。
諸戸家が栄華を極めた象徴といえるのが、二代目清六の邸宅として1913年に建てられ、今は国の重要文化財に指定された「六華苑」(写真)だ。約1万8000平方メートルの敷地に広がる日本庭園と洋館は、大正時代の建築物とは思えないほど現代的だ。
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「バブル相場」「AI格差」──。本誌が最近組んだ二つの特集の取材で、共に鍵を握る存在として挙がったのが、オーナー社長だった。バブル相場では日本市場を左右する外国人投資家が評価する存在、AI格差ではAI革命に積極的に対応する存在としてだ...もっと読む
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