パフォーマンスをした試合に負けるのはダサすぎる #8

メジャーを3年で終え、新庄さんが次に選んだ舞台は、日ハム。日ハム時代は、プレーもさることながらパフォーマンスでも観衆を魅了しました。通称「新庄劇場」。それでは、さっそく見ていきましょう。
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日本に帰ると決めて、最初に「僕と一緒に野球をしないか」と誘ってくれたのは読売ジャイアンツの原(辰徳)さん。原さんのことは好きだったから、素直に嬉しかった。
次が、千葉ロッテだったと思う。メッツ時代の監督だったボビー・バレンタインがロッテの新監督になることが決まっていた。ボビーがもう一度僕をほしいと言ってくれたんだ。

3番目が日本ハムファイターズ。
ん?日ハム?

日ハムは2年連続5位に低迷するチームだった。
次のシーズンから北海道に移転し、「北海道日本ハムファイターズ」として新しくスタートすることになっていた。
正直、北海道みたいに寒いところで野球なんてできるのかと思った。
しかも、北海道の人の多くがジャイアンツファンだってことを、僕は知っていた。

ここまで読んできた人は、もうわかっているはずだ。僕が活躍できるチームがあるとすれば、日ハムしかない。僕は逆境になると燃えるし、力を出せるから。

僕一人で、チームをどれだけを強くできるだろう?
僕一人で、北海道をどれだけ盛り上げられるだろう?
このチームを優勝させたら、どれだけ格好いいだろう?

そう考えたら、ワクワクが止まらなくなってきた。
年俸なんてどうでもいい。僕は日ハム入団を決めた。

で、最初のファンサービスとして、札幌ドームのグラウンドで入団発表をすることにした。
ファンは無料で入場できるようにしてもらったら、集まったのが2200人。
登録名は「SHINJO」。
日本球界で、日本人がアルファベットで登録するのは初めてだった。

こういうのって、初めてじゃないと面白くないでしょ?

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新庄剛志『わいたこら。』

新庄剛志

テレビ『しくじり先生』で、「20億円を使いこまれていた」と衝撃の告白をし、日本中にセンセーションを起こした新庄剛志さん。失意のどん底で、何を考え、どう乗り越えたのか!? 新庄剛志さんが自身の半生を綴った『わいたこら。』(学研プラス)を...もっと読む

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from_kaiphone |新庄剛志|新庄剛志『わいたこら。』 落合監督との駆け引きを見てると 戦略家なんだなーとつくづく思う。 https://t.co/8UDqW9klAA 約1年前 replyretweetfavorite

asyara28 https://t.co/YTYPxrTBIz 約1年前 replyretweetfavorite

Sinnichio 新庄さん、凄いし面白いなあ。好きになる。 約1年前 replyretweetfavorite