大谷翔平は純粋な「野球少年」のまま

「とにかく、彼はアメリカへ行ってお金を稼ぎたいから行くのではなく、自信があるから行くのではなく、純粋な野球少年のまま。『挑戦したい』からアメリカへ行く。その一点だけだと思います」大谷翔平の恩師である花巻東高校の監督・佐々木洋の目には教え子の姿はどう映っているのか? 『道ひらく、海わたる ~大谷翔平の素顔~』に明かされたメジャー挑戦への決断の理由とは。

●純粋な「野球少年」のまま

 プロ野球という世界に身を置く道半ば、大谷はメジャーへの思いを心の奥にしまい込んでいた。多くを語ることはなかったし、語る必要もないと思っていた。「その瞬間」が再び自分を求めてくるまで、思いへの熱は絶やさずとも、ただ静かに待ち続けた。

 思えば六年前。大谷は、表情にこそ冷静さを保っていたが、昂る思いを「メジャー挑戦」という言葉で表した。そこには、汚れのない真っ直ぐな、何物にも左右されない「18歳の決断」がたしかにあった。

 高校時代の決断と22歳のそれには、何か大きな違いはあったのだろうか。

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道ひらく、海わたる ~大谷翔平の素顔~

佐々木 亨

「僕のこれまでが詰まった一冊です。」――大谷翔平 「メジャーのトップに行きたい。 長く野球を続けたい。 何か新しいことを、他人がしたことのないことをやりたい」ーー 幼少期から高校・プロ野球時代、メジャーまで、その軌跡と裏側を...もっと読む

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asyara28 #スマートニュース 2ヶ月前 replyretweetfavorite