レズ風俗店経営」を後ろめたく感じていた僕

経営者であれ働く側であれ、性風俗業従事者に偏見の目を向ける人は、残念ながらいまだ少なからず存在します。レズ風俗界の先駆者的存在、大阪「レズっ娘クラブ」代表の御坊さんには、その仕事を隠していた時期があったといいます。それを払拭できたのは、どんな個性でも受け入れてくれる「居場所」を見つけたから。同店の成長には、人情に篤い大阪という土地柄が大きく影響しているのでは、と思わずにはいられないエピソード。

キャストへの支払いを減らしたり滞らせたりしたことはありません。そもそもキャストはほぼ全員、ほかに仕事を持っていて副業としてウチのお店に在籍しているので、そこまでは困らないという事情もありました。

お客様からのご指名が少なくて、生活に支障が出るキャストもいるにはいました。ゆうさんというボーイッシュ系のキャストは一時期、本人曰く「どん底に貧乏」だったらしく、財布のなかには小銭しかなかったそうです。僕と同じですね。実家で親に「500円貸して」と頼んだところ、「なんでそんなお金ないの!?」と怒られて1万円貸してもらったそうです。

そんな彼女も次第に売れっ子になっていき、生活も安定していきました。売れっ子になればなるほどますます予約が入るという、好循環も体験しています。キャストの人気が伸びていくのを間近で見ていると、僕も刺激を受けます。

職業も背景もばらばらな人たちの、あたたかさ

お金がないときでも、僕はよく呑みにいっていました。

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すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない。

御坊

レズ風俗店ーー多くの人にとって、耳慣れない言葉でしょう。女性が女性に性サービスをするデリヘル店は全国的に少しずつ増えてきていますが、なかでも際立っているのが大阪ミナミを拠点とした「レズっ娘クラブ」。利用する女性にはレズビアン、バイセク...もっと読む

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