特別編】シャラップ上田事件の教訓 vol.1 怒り方には「作法」がある

大好評コラム「世界のどこでも生きられる」、今回から数回は、緊急特集「シャラップ上田事件の教訓」をお送りします。日本の人権人道担当大使が、国連の委員会の話し合いの場で、公に使うのはありえない「Shut Up!」という言葉を叫んでしまったというこの問題。SNSで「けしからん」などと騒いでいるだけではいけません。この事件を教訓に、多国籍環境での怒り方の「作法」を学んでいきましょう。

シャラップ上田様の件が大炎上しております。ワタクシが前日フランスにいる間にネットで火がついたこの案件、海外の大手メディアが取り上げ始めたとたんに日本のメディアが取り上げ始めるという「案の定」な流れになったわけですが、この事件、日本の司法制度は中世状態で被疑者の人権侵害が甚だしいという事実をあぶり出してしまったということ以外に(もちろんこの件も物凄く重要なわけですが)、様々な示唆を含んでいるために、ワタクシはかなり注目をしております。

「シャラップ、シャラップ、ドントラフ」が、吉本新喜劇のネタに近いシュールな笑いを提供してくれたとか、「シャラップ、シャラップ、ドントラフ」のリミックスが面白かったとか、シャラップ上田系の逆切れオジさんに個人的な恨みがあるという理由ではありませんよ。

さて、この連載では「働き方とはナンゾや」(しかし仕事が大嫌いなワタクシがなぜこんなことを書いているんでしょうか)「グローバル人材とはなんぞや」(言うだけで赤面してしまいますがね。グローバル人材)などなどのことを書いておりますので、シャラップ上田様案件に関しては、あえて「日本の司法制度はけしからん」的なことは横においておきまして(どうせどなたかが詳しく書いてくださってますので)、ちょっと他の部分について書いてみたいと思います。

さて、まず始めにこの案件が思いっきりあぶり出してしまった事柄の一つは「日本のオッチャンは、グローバル人材の頂点に達する人であっても、どうも、日本の外ではオッケーな怒り方、しかも公式な場での怒り方って奴を知らないらしい」という件です。

この件、Wirelesswireのブログの方でも書いたんですが、もうちょっと詳しく説明しましょう。

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海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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コメント

nyagai これ松岡洋右を連想。幼稚なのは変わってないってことか。  4年以上前 replyretweetfavorite

ko_kishi "これ、難しい言葉では「プロトコル」と言ったりします。要するにお作法のことです。" 怒り方には「作法」がある|May_Roma|cakes http://t.co/erc53mf9vH 4年以上前 replyretweetfavorite

ko_kishi "国連のような多種多様な人々が集まる場所や、多国籍企業の仕事の場には「教育を受けた人が集まる場では守ることが当たり前のマナー」というのがあるわけです。" 怒り方には「作法」がある|May_Roma|cakes http://t.co/erc53mf9vH 4年以上前 replyretweetfavorite

ko_kishi "「がつんと言ったれ」は、こういう場では大間違いです。" シャラップ上田事件の教訓 vol.1 怒り方には「作法」がある|May_Roma|cakes http://t.co/erc53mf9vH 4年以上前 replyretweetfavorite