週刊ダイヤモンド
#19 子どもの教育格差が蓄積 人生後半で大差がつく(橘木俊詔/京都女子大学客員教授)
日本が格差社会へと進み始めたのは1980年代。それ以前の高度経済成長期は機会と教育がある程度平等でした。ところが、バブル期に資産格差が一気に拡大し、その後の不況で賃金格差が広がりました。
日本が格差社会へと進み始めたのは1980年代。それ以前の高度経済成長期は機会と教育がある程度平等でした。ところが、バブル期に資産格差が一気に拡大し、その後の不況で賃金格差が広がりました。私は『格差社会』を上梓した2006年よりも前から、「日本は格差社会に突入している」と訴えていましたが、「格差社会で何が悪いのか」と反論されたものです。その急先鋒は、小泉純一郎元首相だったのではないでしょうか。
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この連載について
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格差や貧困の問題が放置されている間に、日本に新しい階級社会がやって来ていた! 身分が固定化し、誰もが今いる階級から滑り落ちる脅威にさらされている。「超人手不足」「就職氷河期」「日本人の横並び意識」──。本特集では、三つのキーワードの相...もっと読む
著者プロフィール
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