●孤独と義憤
今回は「政治的に正しくない」とみなした表現をバッシングする人たち=炎上案件に「反応する側」の論理を考えてみましょう。
「反応する側」の心理的背景には、孤独から錬成される負の動機=「義憤」が隠れています。
私自身、孤独だった高校時代は、24時間365日、頭の先からつま先まで、全身の血管を高濃度の義憤が駆け巡っているような状態でした。
地元でトップの公立進学高に進んだ私は、中学時代と同様に優等生として振る舞おうとしますが、市内から優秀な生徒が集まっているクラスの中で思うような成績を出せず、次第に鬱屈を強めていきます。
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