ウエンツ瑛士の消費税増税への考え方

ミュージカルを学ぶためイギリスへ一年半留学することを発表したウエンツ瑛士。バラエティ番組でMCを務めるだけでなく、トーク番組や情報番組にもひっぱりだこの存在でした。今回の「ワダアキ考」は、そんなウエンツの思考と「消費税観」を、武田砂鉄さんが追いました。

西田ひかるのバックダンサー

ウエンツ瑛士は自分の生き方を「すき間産業」と呼ぶ。現在の活躍を前にすれば、謙りすぎた形容に思えるのだが、高校受験のために一旦芸能界を辞める前、バックダンサーとして紅白歌合戦に出場したのが西田ひかるの後ろだったと知れば、彼の頭の中で育まれてきた「すき間」との自意識に少しだけ寄り添うことができるのではないか。ちなみにこの1998年の紅白が、西田ひかるが出場した(現時点での)最後の回となっており、やがて小池徹平とのWaTで紅白の常連となったウエンツは、西田ひかる的なものを断ち切った存在とも言える。だが、西田ひかる的なものを平成30年に改めて可視化させて解説することはそう簡単ではないし、需要が見込まれるものでもない。

初恋を壊した山一証券の経営破綻

1985年生まれのウエンツは、自分たちの世代を「絶望世代」と呼び、経済成長のために身を粉にするのではなく、そこそこの生活に幸せを見出せばいいと、著書などで繰り返し主張してきた。それ自体はどこかで聞いたような話だが、その「絶望」は実体験に基づいている。小学6年生の時、山一証券の経営破綻によって初恋を実らせることができなくなったのだ。好きだった女の子の父が山一証券に勤めており、社宅を出て転校することとなり、想いを伝えることすらできずに別れてしまったのだという。

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ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜

武田砂鉄

365日四六時中休むことなく流れ続けているテレビ。あまりにも日常に入り込みすぎて、さも当たり前のようになってしったテレビの世界。でも、ふとした瞬間に感じる違和感、「これって本当に当たり前なんだっけ?」。その違和感を問いただすのが今回ス...もっと読む

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pnpndash 相変わらずの切れ味... 9ヶ月前 replyretweetfavorite

kumama282828 この世代との付き合い方の、ひとつのヒント。 9ヶ月前 replyretweetfavorite