週刊ダイヤモンド
#21 アップルのクックCEO絶賛 82歳の飽くなきチャレンジ(若宮正子)
アップルが年に1度開催している開発者会議で、10歳の最年少開発者と共に紹介されたのは82歳の“おばあちゃん”。好奇心が強く、80歳を越えてからプログラミングに挑戦。新しい一歩を踏み出すコツを聞いた。
──定年後のおよそ20年間のセカンドキャリアを振り返って、どう感じていますか。
そもそも定年前は、セカンドキャリアなんて全く考えていませんでした。当時の平均寿命は今ほど長くなかったので、定年になって少ししたら亡くなると思っていたんですね。
それがまさか80歳を過ぎてからプログラミングを始めたり、海外で英語のスピーチをしたりすることになるなんて思ってもみませんでした。
──パソコンに興味を持つようになったきっかけは何ですか。
とても“新しもの好き”なんです。40代のころから毎年、海外へ一人旅をするくらい。パソコンも、Windows95が出る少し前、MS-DOSのころから始めていました。定年後、母を自宅で介護することが多かったので、チャットで外の人とおしゃべりがしたかった。それでインターネットを始めました。
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この連載について
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著者プロフィール
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