男性同士がつるむと「美人だ」「ブスだ」と話しがち
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
常々、不思議だなと思っているのが、女性同士で飲んでいると、「あの男はこんなセックスをした」っていうのが話題になることです。「下手だった」とか「童貞っぽかった」とか「自分勝手だった」とか「すごく上手かった」とか、ほんと色々な評価をします。
どうして評価なんてするのでしょうか。というのをいつも考えていたら、先日ある本でこんな仮説に出会いました。人間の女性だけ、セックスの時に声を出しますよね。象が交尾をするときに「パオーン!」なんて言わないし、犬が交尾するときに「ワオーン!」なんて吠えません。ただひたすら無言です。
でも人間の女性は声を出します。その説によると、大昔、人間は十数人の群で暮らしていたため、セックスの時に女性が声を出すことによって、「今、その群にいない男性と私はセックスをしているんですよ」って伝えていたのだそうです。なぜ伝える必要があるかというと、「子供の父親が誰か」というのと、「私は男性に求められるくらい魅力がある女性だ」というのを知らせるためなのだそうです。
そのあたりに、「女性が男性のセックスのあれこれを評価する」ことの理由があるのかもしれません。「あの男は私としたのよ」と伝えるのと、「私は男性に求められるくらい魅力的なのよ」ということを伝えているでしょうか。
一方、男性同士でつるんでいるときにも、「あの女性は美人だ」とかって評価をするときがあるんです。そういう「美人だ」に関してはいいのですが、「ブスだ」っていうのにどうも気持ちがなえてしまうんです。女性だけでなく、あれを不快に感じる男性も多いのではないでしょうか。正直に言ってしまうと、僕たち男性は心のどこかで「女性の美醜」について、常に評価しているんです。でも、言葉にするのはいけません。