大学1年生の歩き方

自由すぎる&長すぎる夏休みを謳歌する4つのポイント

『大学1年生の歩き方』連載、8月回は夏休みについて。一ヶ月を超える夏休みは、この先もうないかもしれません。大人たちが「大学の夏休みにやっときゃよかった」と思っている4つのポイントを紹介します。
「大学1年の夏休みは、この先二度と訪れないかもしれない「自由すぎる夏休み」なのですから。」(書籍『大学1年生の歩き方』より。著者二人の対談「失敗したって、どっこい生きてる」もどうぞ。)

無謀な読書で思考の筋トレをしよう

大学1年の夏休みは、人生のうちでもかなり自由度の高い夏休みです。受験勉強からは解放され、就活や卒論に時間を取られることもまだない。この自由を存分に謳歌してくれ!ハイ解散!と書いて終わりにしたいくらいですが、今から挙げるポイントを押さえておくと、きっといい夏休みになることでしょう。ちなみにこのポイント、どれも大人たちが「若いときにやっときゃよかった」と激しく後悔しているものばかりですので、先輩たちの無念を晴らすつもりで取り組んでもらえたらと思います。

まず、ジャンルは問いませんので、むちゃくちゃ難しい本を読んでください。無謀な読書であればあるほどいいです。まったく意味がわからなくても、数行読んで寝ちゃってもいいので、とにかく拾い読みしつつ通読してみてください。「内容が理解できなくてもいいから読めなんて、そんなの時間のムダでしょ」と思うかも知れませんが、まったく逆です。というのも、人は大人になるにつれ「仕事に必要な情報がコンパクトにまとめられている本を急いで読む」ことに時間を取られるようになっていきます。それって「情報収集」であって「読書」ではないんですよね……。

悲しいかな、多くの大人は、忙しすぎて情報を受け取るだけで精一杯なんですよ。自分なりに本の内容を解釈したり、そこから新しいアイデアを生み出したりといったことがどんどんできなくなっていく。それにね、なんかもうダルさに負けるんですよ。仕事で必要な本を読んだら、あとの時間は寝たりゲームしたりしたいの。わたしの周りの超真面目なサラリーマンたちもそう言ってるから間違いない!

難解な哲学書や、一生かかっても読み終わらなさそうな本(『失われた時を求めて』とか『聖書』とか『資本論』とか)を手もとにおいて、あーでもないこーでもないと考えながら読むことは、ヒマな若者の特権であり、最高の「思考の筋トレ」です。興味のある本、おもしろい本を読むのも悪くないのですが、よくわからん本に立ち向かう方が、思考力が鍛えられて良い。

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大学1年生の歩き方

清田隆之(桃山商事) /トミヤマユキコ

「失敗しても大丈夫!」な人生の歩き方とは? 早大助教のトミヤマユキコと、恋バナ収集ユニット桃山商事の清田隆之が、仕事や恋愛、お金やコンプレックスの話まで、自身の黒歴史をさらしつつ語ります。「キラキラしたいわけじゃないけど退屈な学生生活...もっと読む

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コメント

sayusha 大学生の、なんでもできる、長い夏休み。休みの合間にぜひご一読ください。あの時あれをやっとけば…とたまに話すのも社会人の嗜みですが、大人になってからも長い休みが欲し……(も) https://t.co/6jQclfPwnS 約2年前 replyretweetfavorite