なぜ人は一生懸命選んだ手帳を1カ月で使わなくなるのか

東大を首席で卒業、財務官僚、弁護士など、華々しい経歴を持つ山口真由さん。自身のキャリアを「才能ではなく、努力を続けることでつかんだ」と断言する彼女が語る、「努力を技術化し、天才的成果を上げるためのメソッド」を連載「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」でご紹介します。

外圧をうまく取り入れてスケジュール管理を

 目標を立てるときに、厳格なスケジュールを立てる人がいます。いついつまでにこれをし終えよう、その後、何日間を使ってあれを終えようというように、事細かにスケジュールを立てていきます。細かい人だと、1日を24時間に分けたり、分単位のスケジュールを組もうとしたりする人までいます。

 しかし、残念なことに、そういった厳格なスケジュール管理はほとんど意味がないのです。

 私は、学業から仕事に至るまでそのような厳格なスケジュールを立てたことがありません。理由は単純です。

 そんなものを立てても、どうせ達成できないからです。

 みずからの1週間を振り返ってみてください。そこには体調や気分の流れがあって、できるときもあれば、停滞してしまうこともあります。

 それを考慮せずに、きっちり7日間に割り振って、スケジュールを組んでしまうと、達成できていない自分の姿をまじまじと見ることになってしまいます。

 ちなみに、スケジュールを組む際は、それが達成できれば満点ですが、それ以上のことはありません。点数に変化があるのは、スケジュールが達成できない場合のみ。つまり、どうしても減点方式になってしまうのです。

 それに、スケジュールを立てるだけで1日を使ってしまうこともしばしばです。もちろん、そういった作業を楽しんでやっているのであればそのままやり続けて構いません。

 しかし、スケジュールを立てること自体が目的ではないのであれば、即刻そのような厳格なスケジュール管理をみずからしようとすることは、やめるべきです。

はっきりいって、無駄な作業です。

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天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。

山口 真由

東大を首席で卒業→財務省官僚→弁護士→ハーバード留学という経歴を持つ山口真由さん。山口さんいわく、「私は天才ではない。普通の人」であり、「天才的な成果をあげることができるのは、努力を続けられる人だけ」という。努力を続けることこそ、最も...もっと読む

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コメント

megblessed できなくても大会申し込んでダメな所を次の大会に繋げるやり方はあってるかも→ 約1年前 replyretweetfavorite

34colorchoice79 うわーーーすけじゅーる立てる派やーーー たしかに、… https://t.co/pix5TZnpWa 1年以上前 replyretweetfavorite