こんにちは。恋愛アナリストのヨダエリです。皆さま、恋活・婚活の調子はいかがでしょうか?
さて、いいかもと思った女性と会話をしていて、雰囲気がほぐれてきたら、相手の好みのタイプについて質問することもあると思います。
そんなとき、「好きなタイプ・・・優しい人かな」と答える女性って、ものすごく多いですよね。でも、「それってどういうこと?」と思ったことありませんか? 「優しいって具体的にどういうことなの?」と。
今回は、女性が曖昧に語る「優しさ」のヒミツについて、バシッと解き明かしていきたいと思います。
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まずは質問。あなたは女性から「優しい」と言われたことがありますか?
「なくはない」という人もいれば、「結構言われる」という人、「全然言われない!」という人もいるでしょう。
そしておそらく、「優しい」とよく言われる人の中には、そのことをあまり良いことだと捉えていない人が多いのではないでしょうか。少なくとも恋愛においては。
というのも、女性が男性に面と向かって「優しい」と言う場合、残念ながら、相手が本命ではないケースが多いから。
たとえば、女性が男性に恋愛の悩みを相談しているときとか。他にも何か困りごとがあって助けてもらったものの、特に恋愛感情はないときとか。
一方で、男性の優しさが女性の恋愛感情をグイ——ン! と刺激することもあります。でもそういうとき、たぶん多くの女性は「優しい」と言葉にする余裕はないですね。
「えっ、うそっ、あのっ・・・」とか、「あ、ありがと・・・」とか、どこか動揺しながらの反応になるはず。大事なのは「・・・」です。言語化できない、ときめき炸裂タイムが発生するのです。
では、冷静に感謝だけされる「優しさ」と、ときめきを発生させる「優しさ」とは一体どこが違うのでしょう?
女性が言う「優しい」の意味
結論から言うと、女性をときめかせるのは、自分を「特別扱い」してくれている優しさ。
この人、誰にでもこんな感じに優しいんだろうな・・・と思わせてしまってはダメです!
えっ、でも「優しい」って、どんな人にも分け隔てなく親切にしたり、心を広く持って接することじゃないの? と疑問に思う人もいるでしょう。
本来、そうだと思います。でも、女性が「優しい人が好き」と言うときの「優しさ」は、そうではないのです。
だから、「女性は優しい人がいいって言うしな・・・」と、義理チョコをくれた女性全員に2000円のクッキーとかあげちゃダメ!
「○○さん、太っ腹~」「めちゃ優しい~!!」と全員から賛辞を浴びるかもしれませんが、それだけです。あなたを恋愛対象として意識し始める女性は現れません。(ガーン)
それよりも、一番気になっている女性だけに3000円のゴージャスなクッキー、残りの女性たちには1000円のクッキー、という風に本命を特別扱いする方が絶対にいいです。
そう、女性が恋愛に求める「優しい人」とは、自分には特別扱いの優しさを、他の人には普通の優しさを与える人のこと。決して、全ての人に対して神様のように、お釈迦様のようにフトコロ深く接する人ではないのです!
そもそも、女性が本来の意味で「優しい」人が好きなら、女性が男性を振るときの決まり文句が「いい人なんだけど」にはならないはずなんですよね。
ここでいう「いい人なんだけど」は、「いい人なんだけど、色気が足りない」「いい人なんだけど、男っぽさが足りない」「いい人なんだけど、行動力が足りない」「いい人なんだけど(以下略)」・・・そう、結局、ある種の強引さや、ガツンと圧倒させるような言葉や行動が欲しいと言っているのです、女性は。
相手の気持ちをおもんぱかって、戸惑いがありそうなら無理強いしない、そんな優しさを女性は恋愛相手には求めていないのです。
もちろん、ときにはそんな優しさを示す時があってもいいです。でも、常にそれじゃ、ダメ。
終電間際ならどうする?
もうすぐ終電だからと店を出て駅に向かう帰り道。「もうこんな時間か・・・名残惜しいな」とつぶやくあなた。「・・・明日早いから・・・」と答える彼女。「そっか・・・」と答えるあなた・・・・・・ではいかんのです!(笑)
そこで相手の気持ちをおもんぱかっちゃダメ! もう一回! もう一回押しましょう! 「もうちょっと一緒にいたいな」と!
そもそも、「この人ないわ~」と思っていたら、終電間際まで2人きりで飲まないです。よっぽどお酒好きな女性なら別ですが。
女性の求める優しさとは、誰にでも公平に優しくすることではなく、相手の気持ちを常に思いやる優しさでもないのです。自分だけを特別扱いして、ときには少し強引に、「迷っている自分を引っ張ってくれる」頼もしさ。それが多くの女性が求める「優しさ」です。
む、むずかしい・・・!! と思いますよね。ワタシも思います(笑)
でも、やれるときはやれるんですよ、おそらくどんな男性でも。そういうモードになれば。
そういうモードとはどういうモードかというと、「この女性が全てではない」と思う楽観モードです。
「この人を逃したら自分はおしまいだ」「もう出会いなんてない」という悲観モードに入ると、多くの男性は相手に嫌われたくないという気持ちが先に立ってしまい、簡単に相手に手を出せなくなるし、強引な行動に出られなくなってしまう。その結果、「いい人」で終わってしまうのです。
なので、「出会いはある」「魅力的な女性はたくさんいる」という楽観モードになった上で、でも今一番気に入っている女性に対しては言葉や行動で特別扱い。これを心がけ、少しずつでもいいので実践してみてください。今後の出会いも恋愛もガラッと変わってくるはずです。
具体的に何を言えばいい?
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