尊敬できる男性に「精神的枕営業」を仕掛ける
私の経験上、キャリアにおいて有効な情報は、異性から聞くほうがうまくいくケースが多いです。男性と飲みに行ったら、相手のことを「片思い中の好きな人」だと思って話してみてください。すると、男性のガードは緩みます。
男性は、自分に好意を持ってくれる女性を助けてあげたくなる、という性質があると思うんです。「起業したいなら、この本を読んでおくといいよ」とビジネス書を勧めてくれたり、「今度、こういう人を紹介してあげるね」と言ってくれたり。時には同性だったら話さないような、大事なノウハウを教えてくれることもあります。
だから、尊敬できる男性とはどんどんご飯に行きましょう! そして、「精神的枕営業」を仕掛けるのです。実際に寝る必要はありません。ご飯だけ一緒に食べて、精神的に寝ればいいのです。
「女であることを利用する」と言うと聞こえは悪いですが、私はせっかく女に生まれたのだから、それを武器にしてもいいと思っています。相手も、好意を持たれて悪い気はしないはず。
人は実際に見たり、聞いたりしたことしか実現できません。だからこそ、色んな男性と仲良くなって、知識や情報をもらったほうがいいのです。夢を叶えたいと思ったら、試してみる価値はあると思います。
ポイントは、相手に女として見られているのを承知の上でコミュニケーションをとること。夢を叶えるためと言っても、好きじゃない人に体を求められるのは嫌ですよね。ただの枕営業にならないように、最初に相手に興味がある理由を伝えるようにしましょう。お酒に酔う前に、今日会いに来た目的を伝え、相手に「この子を応援したい」と思わせるのです。
とはいえ、多少のスキンシップは許してくれて、付き合いがいい女性のほうが、相手も気持ちよく話をしてくれると思います。2次会までは付き合うけど、早々とタクシーに一人で乗って帰る。少し相手が寂しいと思うくらいのほうが、また会いたいと思ってもらえるのです。こうした駆け引きはうまくしましょう。
ちなみに、「精神的枕営業」は男性から女性に対しても効果的です。最近は、男性から飲みの場で仕事の相談をされる機会も増えましたが、悪い気はしません(笑)。純粋に力になってあげたいなと思うものです。
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