週刊ダイヤモンド
#5 規模拡大で後回しになった人材と店舗の質を上げたい
業界2位の巨大コンビニエンスストアのトップに就いて1年半。過去の大規模な統合に伴うひずみと向き合い、解決策を探る日々が続くファミリーマート社長・澤田貴司が直面する課題と、その先の理想のコンビニ像について聞いた。
──柳井正・ファーストリテイリング社長(当時)から後継指名を受けましたが、断って2002年に退社したのはどうしてですか?
一番大きかったのは、やはり自信がなかったんでしょうね。後継を打診されたのは、売上高がピークを過ぎたころ。回復させることはできないと思いました。1年ぐらい悩んでいて、女房から「あのときのパパが一番暗かった」と言われます。
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この連載について
週刊ダイヤモンド
サークルKサンクスとの経営統合により、コンビニエンスストア業界で店舗数2位に躍り出たファミリーマート。ただ、首位のセブン-イレブン・ジャパンとの実力の差は依然として大きく、統合後の体制整備も道半ばだ。ファミマを“戦う集団”につくり直す...もっと読む
著者プロフィール
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