これからどんどんモテ出したら、漫画の中身も変わってくるかも?

デビュー漫画『大家さんと僕』が55万部突破の大ヒットとなったカラテカ・矢部太郎さんと、『ニューヨークで考え中』などで人気、漫画家でアーティストの近藤聡乃さん。お互いがお互いの作品のファンというお二人が、エッセイ漫画のこと、親孝行のこと、モテ期のこと、将来のこと――様々なテーマを語り合いました。前編「思い出を漫画に描くことで、忘れていた気持ちを思い出した」はこちらからどうぞ。同時公開の『大家さんと僕』ニューヨークで考え中②』試し読みとあわせてお楽しみください。

『大家さんと僕』のここが好き!

近藤聡乃(以下、近藤) 大家さんと矢部さんの日常のちょっとしたやりとりが面白くて、よく寝る前に思い出して一人笑っています。笑える話以外で私が特に心に残っているのは、「赤いスーツケース」のエピソードです。大家さんが過去に結婚されていたことがここで初めて分かるのですが、結婚相手が自分をモデルに描いたという絵がなんとサザエで。貝に例えられるって、「君は心を閉ざしている」といったメッセージだろうか? あんまり幸せじゃなかったんじゃないかな……とか、色々と想像してしまいました。

矢部太郎(以下、矢部) わっ! そんな深い意味があるとは、気がつきませんでした!

近藤 私も推測ですが(笑)。でも同時に、大家さんのような素敵な人でも、人生でうまくいかないことがあるんだなぁと、ホッとした気持ちにもなりました。それに、大家さんと手を繋いで風の中を歩くシーンも大好きです。

義理の母がちょうど大家さんと同世代の85歳で、足元がおぼつかないので手を引いて歩くのですが、自分の親にはそんなに親切にしたことがないのに……といつもちょっと罪悪感がわいてくるんです。矢部さんはご両親の手を引いて歩いたことはありますか?

矢部 一度もありません……。大家さんには照れずにできるのに、自分の両親には恥ずかしくて今はまだできません。

近藤 親孝行って、なかなかできないからこそ尊いし、人の親にしていけば全員に回ってくるから、まずは人の親にしていこうかなと自分に言い訳したりしています(笑)。

矢部 それは良いアイディアですね!(笑)。

とっておき、特別描き下ろし漫画!

近藤 今日のために、お互いの漫画について感想漫画を描いてきたんですよね。私からお見せします。

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矢部太郎×近藤聡乃「ニューヨークでも新宿でも考え中、近藤さんと僕」

矢部太郎 /近藤聡乃

デビュー漫画『大家さんと僕』が55万部突破の大ヒットとなったカラテカ・矢部太郎さんと、『ニューヨークで考え中』などで人気、漫画家でアーティストの近藤聡乃さん。お互いがお互いの作品のファンというお二人が、エッセイ漫画のこと、親孝行のこと...もっと読む

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コメント

akishobo 【お知らせ】カラテカの矢部太郎さんと近藤聡乃さんのトーク、先週の記事の続きがアップされています。 約2年前 replyretweetfavorite

rhiroko | ——「ニューヨークと僕」笑った。ちょっぴり身につまされつつ😅 約2年前 replyretweetfavorite