●日本人のイメージの変遷
ここ20年ほどで「世界における日本のイメージ」は大きく変わってしまいました。
1960年代から70年代の日本人は「ウサギ小屋に住むエコノミックアニマル」と呼ばれ、安い資源価格、安い人件費、戦火によって生産設備が破壊されたあとに導入した最新設備、アメリカをはじめとする先進国の知的財産などを格安で使用して生産した廉価な製品を次々と輸出することで売上・利益をあげてきました。
また、当時の日本はアメリカにとって極東におけるソ連、中国、ベトナム、ラオスなど共産圏に対する防御壁として機能していました。
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