税の恩恵を最も受けている社会人は「入社1年目」
所得税や住民税といった税金も、有無を言わさず給与から引かれていきます。
自営業者やフリーランスは確定申告で自ら収入を申告して、税金を払う必要がありますが、会社員の場合は、自分で申告する必要はなく、給与から差し引かれ、勤務先を通じて税務署や市区町村に税金を納めることになります。
このしくみを「源泉徴収制度」といいます。
確定申告をする自営業者やフリーランスの人は、さまざまな節税のテクニックを駆使して、収める税金を少なくすることも可能です。
しかし、会社員の場合は、節税対策としてできることは限られます。
副業が認められている会社なら、本業以外の収入を得て確定申告すれば、副業のために使った経費の分が節税になります。
今、日本の産業界は「副業O K 」に舵を切る企業が増えているので、今後は20代の若者でも副業にチャレンジする人が増えるかもしれません。
税金を減らすために副業を始めるのは本末転倒ですからおすすめしませんが、これからは趣味や特技などを活かして副業をもつのがめずらしくなくなるでしょう。
入社1年目の皆さんも、ぜひ副業を視野に入れておきましょう。
副業が成功すれば、独立起業もしやすくなります。そうなれば、お金のストレスフリーを早くに実現することも可能です。夢が膨らみますね。
税金の不満を言う人ではなく、たくさん税金を払う人になろう
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