第8回 「利益が出ているのに潰れる会社」を見抜く方法

今回からは財務3表の最後のひとつ、「キャッシュフロー計算書」をご紹介します。会社はいつも現金で即時決済しているわけではありません。表面的に利益が出ていても資金繰りは苦しい…いうことも。キャッシュフローを見ることで、会社の資金の流れや将来性を計れるのです。
PHPビジネス新書『はじめてでもわかる財務諸表』から、そのエッセンスをご紹介します。


「利益が出ても潰れる会社」はキャッシュフロー計算書でわかる

 2000年の3月期から、上場企業にはキャッシュフロー計算書の開示が義務付けられましたが、非上場の会社にはその義務がありません。ですので、世の中にはキャッシュフロー計算書を作っていない会社もたくさんあります。
 しかしキャッシュフロー計算書は、会社の資金の流れを明らかにしてくれるもなので、本当はあったほうがいいものです。「会社の現金がなぜ増えないのか」といった時に、その手掛かりとなる情報を与えてくれます。

 何度も述べてきたように、会社はお金がなくなった時に潰れます。キャッシュフロー計算書を作ったからといって倒産しないわけではありませんが、自分の会社では作っていないという人でも、読み方くらいは知っておいたほうがいいでしょう。
 

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はじめてでもわかる財務諸表 ―危ない会社、未来ある会社の見分け方―

小宮一慶

「そもそも利益って何?」――自分は数字が苦手だから、財務諸表なんて読めるわけがない、と思い込んでいる人も大丈夫!仮説を立てながら読むことで、財務諸表はおもしろく読める! 話題企業の決算書を例にしながら、その会社の「収益性」「安全性」「...もっと読む

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PHP_Business cakesで好評連載中のPHPビジネス新書『はじめてでもわかる財務諸表』の第8回が公開されました。 今回は、キャッシュフロー計算書の読み方です。利益が出ていてもその会社が安泰とは限りません…倒産の可能性を見抜くには?... http://t.co/PeKylOkw3l 5年弱前 replyretweetfavorite