第7回 安定性を見るなら「自己資本比率」と「流動比率」

ひとくちに「会社の安定性」といっても、短期的に見るか、中長期的に見るかで、その様相はまったく異なります。いくら中長期的な安定性が高くても、短期的な安全性が確保されていなければ、その会社は倒産してしまいます。どうやって財務諸表から読み取るのでしょうか?
PHPビジネス新書『はじめてでもわかる財務諸表』から、そのエッセンスをご紹介します。


自己資本比率から長期的な安定性を読み取る

 貸借対照表からは安全性を読み取ります。そのための重要な指標の一つが「自己資本比率」です。
 自己資本比率は、資産を賄っているお金のうち、返さなくていい純資産の比率がどれだけあるかということを見ています。負債は返さなくてはなりませんが、純資産は返さなくてもいい安全な資産です。自己資本比率が高ければ、それだけ会社の安全性が高いことを意味するのです
 計算式は次のようになります。 
 
 自己資本比率=純資産÷資産

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はじめてでもわかる財務諸表 ―危ない会社、未来ある会社の見分け方―

小宮一慶

「そもそも利益って何?」――自分は数字が苦手だから、財務諸表なんて読めるわけがない、と思い込んでいる人も大丈夫!仮説を立てながら読むことで、財務諸表はおもしろく読める! 話題企業の決算書を例にしながら、その会社の「収益性」「安全性」「...もっと読む

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PHP_Business 毎週木曜日はcakesの連載更新日、ということでPHPビジネス新書『はじめてでもわかる財務諸表』の第7回が公開されました。 今回は、会社の安定性を短期・中長期で判断するコツを紹介しています。... http://t.co/jhUdu5D2ci 4年以上前 replyretweetfavorite