フジロック前夜祭:生まれも育ちも悪い人間として限界を感じた

美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛んだ奥さまと、1歳8カ月の息子を育てる樋口毅宏さん。今回は特別編として、2017年のフジロック極私的レポートをお届けします。

7月27日(木)

フジロックだー!今年は3日間参戦だー!

と、テンションアゲアゲのせいでしょうか、朝まで一睡もできなかった。遠足前夜の小学生か。

以前、有効的なアドバイスをして下さった、弁護士の毛利先生(3月6日の日記)の車で、京都から日本海側に北上して苗場まで向かう。

車の中は毛利先生と奥さん、小学生のお子さんがふたり。そして俺とふさことかずふみ。

道中何度もパーキングエリアに寄るものの、車内で寝不足ゲロをやらかさないか、心配だった。

天候、体調、蕁麻疹がまた出ないか、筋炎にならないか。それに加えて赤ん坊の面倒がある。

楽しみより不安のほうが大きい。

毛利先生のお子さんがむちゃくちゃいい子で、一歳のかずふみをかまってくれる。 話していて育ちの良さ、頭の良さが窺える。

生まれたときから勝負がついてるんだなあ。 生まれも育ちも悪い人間として限界を感じた。

運転してもらう車に乗るなり、「吐いたらすいません」とか言ってる俺のほうが小学生以下だわ。

8時間ぐらいかかって苗場に到着。 前夜祭の盆踊りで盛り上がっている。

乳母車を多く見る。それまでもいたはずなのに、自分が人の親になるまでは視界に入っていなかったのだろう。 レッドマーキーの前にもボードウォークがあり、助かる。

偶然にも同じ保育園のご家族と会い、しばし歓談。しかし—。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
Baby Don't cry 〜赤ちゃんと俺とキレ妻と〜

樋口毅宏

伝説の育児日記が帰ってきた!『おっぱいがほしい!——男の子育て日記』で、各方面を騒然・唖然・呆然とさせた作家の樋口毅宏さんが、満を持してcakesで続編をスタート!美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛ん...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

YRPofficial 樋口さんの感覚や文章、すごくすき。一緒に 4ヶ月前 replyretweetfavorite

ry00000429 #SmartNews 子連れ 4ヶ月前 replyretweetfavorite