今回は損益計算書の応用的な読み方を学んでいきます。第2回でご紹介したファーストリテイリングの損益計算書と貸借対照表をご覧ください。
売上高を見る時には、資産回転率を見る
まず損益計算書の最初の項目、売上高を見る時には、前年より増加しているかどうかに注目します。
2012年8月期は、前年度の8203億4900万円から、9286億6900万円に、13.2%も増えています。この規模の会社でこれだけ勢いのある会社は、そうそう見つかるものではありません。
これだけでもユニクロの勢いが分かります。