第5回 「資産回転率」で経営の効率がわかる

損益計算書と貸借対照表を組み合わせて、「資産回転率」を調べてみましょう。売上高の増減だけでなく、資産回転率も併せて読むことで、その会社の経営の“質”も見えてきます。
PHPビジネス新書『はじめてでもわかる財務諸表』から、そのエッセンスをご紹介します。


 今回は損益計算書の応用的な読み方を学んでいきます。第2回でご紹介したファーストリテイリングの損益計算書と貸借対照表をご覧ください。


売上高を見る時には、資産回転率を見る

 まず損益計算書の最初の項目、売上高を見る時には、前年より増加しているかどうかに注目します。

 2012年8月期は、前年度の8203億4900万円から、9286億6900万円に、13.2%も増えています。この規模の会社でこれだけ勢いのある会社は、そうそう見つかるものではありません。
 これだけでもユニクロの勢いが分かります。

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はじめてでもわかる財務諸表 ―危ない会社、未来ある会社の見分け方―

小宮一慶

「そもそも利益って何?」――自分は数字が苦手だから、財務諸表なんて読めるわけがない、と思い込んでいる人も大丈夫!仮説を立てながら読むことで、財務諸表はおもしろく読める! 話題企業の決算書を例にしながら、その会社の「収益性」「安全性」「...もっと読む

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