第4回 損益計算書は「足し引き」の繰り返し

今回から、具体的に財務諸表を読んでみましょう。まずは「損益計算書」です。数字を足し引きしているだけなので、構成はとてもカンタン。今日から読めるようになるはずです。
PHPビジネス新書『はじめてでもわかる財務諸表』から、そのエッセンスをご紹介します。


 今回からはいよいよ、財務諸表の本格的な勉強に入ります。
 まずは、財務3表の中でも初心者の方が最も理解しやすい、損益計算書から学んでいきます。損益計算書の構成は比較的単純なので、言葉の定義さえ覚えればその日から読めるようになると思います。


損益計算書は会社の「通知表」

 まず基本的なことをおさらいしましょう。
 損益計算書からは企業の何が読み取れるでしょうか。
 そう、「収益性」ですね。
 四半期決算ならその期末までの期間、期末決算なら1年間といった会計期間において、企業がどのように、どれだけの儲けを出したか、あるいは損をしたかが、損益計算書には詳しく記載されています。

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はじめてでもわかる財務諸表 ―危ない会社、未来ある会社の見分け方―

小宮一慶

「そもそも利益って何?」――自分は数字が苦手だから、財務諸表なんて読めるわけがない、と思い込んでいる人も大丈夫!仮説を立てながら読むことで、財務諸表はおもしろく読める! 話題企業の決算書を例にしながら、その会社の「収益性」「安全性」「...もっと読む

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