7月19日
東京に引っ越すため、家候補を次々とめぐる。
おいらはここのところ平均睡眠時間が4時間だったため、ホテルに帰宅後倒れる。
7月20日
妻は早朝からモーニングクロスに出演。その後も、仕事のため、半日別行動。
かずふみを連れて、赤坂(宿泊先)→池袋(ジュンク堂、おふくろと昼メシ)→護国寺(講談社)→神保町(小学館)。
みなさん良くして下さってありがとうございました。
半蔵門で神保町駅に乗り換えするとき、かずふみを乗せたベビーカーを、階段でひーこら上がり下がりしていたら、見ず知らずの方が手伝いを名乗り出てくれた。
ひとりは20代の女性。もうひとりは30代の男性。
最高に嬉しかった。ひとの優しさに触れました。ありがとうございました。
そこで自分を振り返ってみる。自分は知らないひとのベビーカーを運んであげたことがあったか?
爺さん婆さんに育てられたため、子供の頃から電車やバスで年寄りには席を譲ってきた。
妊婦には?
やってこなかった。反省しています。後悔しています。
小さい子が一緒だと、電車やバスの移動がどれだけ困難か。
自分がひとの親になるまでわからなかった。想像力を働かせることができなかった。
「なんでこんなところに階段が数段だけあるの?全然必要なさそうじゃん。しかもちょっと進んだらまた階段がある!」
やっとこさ駅に着いても、エレベーターはぐるっと回った先に、目的地とは離れた場所にある。
車椅子のひとは、足が不自由なひとは、目が見えないひとは、常にストレスを感じながら生活している。
そんなことも知らずに生きてきた。
これからはお年寄り以外にも、自分にできる限り、困っているひとたちに、手を貸すことができたらと思う。
ふさと待ち合わせ。さっそく見知らぬ方々が手を差し伸べてくれたことを話す。
「たけちゃん、そのひとたち、ネトウヨかもよ!」
はああっ?
「だってこないだもツイッターで性被害のシンポジウムを告知ツイートしたのね。そしたらネトウヨから〝行きます〟のリプが来て」(真顔)
あかん。こいつ、ネトウヨが嫌いすぎて、連中による人間不信術にまんまとハメられている。
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