レズっ娘クラブは、性風俗店です。
より詳しくいうとデリバリーヘルス、デリヘルといわれるもので、在籍女性=キャストがお客様と一緒にホテルに入り、性サービスをする業態の性風俗店です。
いまどきは“女性向け性風俗店”がメディアなどでもたびたび採り上げられていて、その多くは同じくデリヘルですが、キャストは男性です。
増えてきたとはいえ、「私、女性向け風俗に行ったよ!」と友だち同士で会話したことがある女性はとても少ないと思います。
表立って語られることが、あまりないのです。
けれど利用している女性は確実にいますし、調査結果などがあるわけではないのであくまで僕の感触ですが、その数は右肩上がりで増えています。
いまはまだ、それが女性たちのあいだで共有されないだけ。
だからこそ女性が“性風俗店”と聞いて思い浮かべるイメージは、てんでバラバラなのでしょう。
エッチなことをするところ。たくさんお金を払わなきゃ行けないところ。いかがわしいイメージ、なんとなく怖いイメージ、バックにヤ◯ザがついているんじゃないかという先入観……。
これが“男性向け風俗”だとしたら、これらのイメージはほぼすべて正解です。
日本には男性向けの性風俗店が1万店前後あるといわれていますから、きっとそれぞれのイメージに当てはまる店舗があります。
では、レズ風俗店のイメージは? そう訊かれると、たいていの人は困ります。
女性がレズ風俗店の利用は、合法行為です!
2018年現在、日本全国で数えるほどしか存在しないので、イメージの持ちようもないのです。
だったらウチのお店が、レズ風俗店のイメージを作ればいい。
僕はそんな気持ちでこのお店を経営しています。
いかがわしくもないし、怖くもない。ヤク◯はまったく関係ありません。
風営法を遵守して経営しているので、女性がウチを利用されたからといって何か罪に問われることもありません。
完全に合法的な行為です。
どちらかというと「エステ」に近いかもしれません。
というのも僕らが提供しているのは、心も身体も気持ちよくなってもらうサービスだからです。 “気持ちいい”が性的快感に由来するものなのか、その他の心地よさに由来するものなのかの違いはありますが、リフレッシュして翌日からまた仕事に生活にがんばろうと思えた、女性としての自分を思い出せた、好きな人ができて世界が明るく見えるようになった……。
利用されたお客様から、そんな声が届いています。
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