松宮宏
最終回。すまいる・じゃぱん
【小説の展開】スマイルジャパンは平昌で記念すべき2勝をあげました。確実に前に進みました。でも道ができただけかもしれない。これからが本番。ガンバロウ。私たちもアンも応援していきます。
*主人公の無瓢 庵(ムヒョウ アン)。背番号99。23歳。アスリート&中華料理のシェフ見習い。実際の女子アイスホッケー代表チーム「スマイルジャパン」に架空のアスリート、アンが参加して物語は進みます。
64.アン、マジでそんなことしたの? まあ許すわ。未来のために。
みんな私を見た。
「ええっ、わたしですか?」
どうしたらいいの? 啓太は下を向いたまま、くくくと笑っている。
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この連載について
松宮宏
「スマイルジャパン」に架空の選手「アン」を加えて進む小説。アメリカでアイスホッケーに出会った「アン」はジュニアを経て全米大学選手権で活躍する。日本代表はアンを帰国させるがソチは全敗、アンが所属する事になった社会人チームもリンク閉鎖の危...もっと読む
著者プロフィール
著作「秘剣こいわらい」「くすぶり亦蔵」「はるよこい」「さくらんぼ同盟」「まぼろしのパン屋」「さすらいのマイナンバー」「まぼろしのお好み焼きソース」そして「スマイル」