週刊SPA!が30周年を迎えたということで、「奇跡の30歳を探す旅」の特別編でお送りしてきた当連載。その最終回を担当することになったスパムです。自身の30歳を思い返してみると、仕事を忘れさせてくれる束の間の癒やしを求めて、一人飲みを始めた頃。
最初は新宿ゴールデン街にも足を運んではみたものの、今やすっかり観光地となって安らげる場所すらなかなか見つけづらい。そんななか、目をつけたのが東京・高田馬場だ。学生街のイメージが強い高田馬場だが、近年では路地裏にレトロな飲食店が立ち並ぶ「裏馬場」などのエリアが盛り上っているという。
今回はそんな高田馬場の“癒やし系美女”に会いに行ってみた。
カオスな空間の中に癒やし系美人ママ
JR高田馬場駅から早稲田通りを挟んだ山手線沿いの路地に入ると、老舗の飲み屋が立ち並んでいる。その一角にあるのが、にゅ~ニッポンバー「あでぃくしょん」だ。
ピンクの看板にカラフルな電飾が目立つ外観。いざ店内に入ると、不思議なオブジェやカラフルな小物が山ほど飾られていて、だいぶカオスな空間だ。「飲んでると不思議と落ち着いてきますよ」と、カウンターから笑顔で声を掛けてくれたのは、綾瀬はるか似の着物美人の慧ママ(33歳)だ。残念ながらドンピシャ30歳ではなかったが、むしろ33歳でこの見た目だという事実が素晴らしい。
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