AIに勝つリーダーは、「いい腸」をもっている

『最強の健康法 病気にならない最先端科学編』において、医学博士の長尾和宏氏は、「『いいリーダーの生物的な条件』とは『いい腸』を持っていることです」と語る。
生物にとって非常に重要な「腸」の健康法について、学んでいこう。


・「腸内環境がいい人」は頭脳明晰、統率力も判断力も高い

「ムーギーさん、今どきの『いいリーダーの生物的な条件』ってご存じですか?」インタビュー中、ふと長尾氏から、こんな問いを投げかけられた。 一瞬、戸惑いながらも「頭脳明晰で統率力や決断力があって、チャーミングで……」などと答えようとしたら、長尾氏曰く「健康の面では、『いい腸』をもっている人物こそ、最高のリーダーなんです」と続ける。

そのココロは、「腸内環境がよければ、脳内ホルモンのバランスもいい。したがって理論上は、頭脳明晰で統率力や判断力の向上に有利になります」とのこと。 もちろん、食生活により、国ごと地域ごとに腸内細菌の種類は変わってくるだろうし、たとえばロシアの内陸にある田舎では、住民たちの腸内には一般的には「よい腸内細菌」といわれる菌が多くても、彼らが長寿とは限らない。 とはいえ、トップがいい「便」をしている企業や国は、腸の健康という意味では安心なのではなかろうか。

・日本人の「便」は世界最高峰?

長尾氏が挙げたアメリカの科学雑誌『ガストロエンテロロジー』の調査研究によれば、「世界中のさまざまな国の人の便の中でも日本人のはかなり高品質だったという。これはおそらく、和食では食物繊維と発酵食品をふんだんにとるからだろう。 いずれも、腸内環境を改善する効果があるからだ。さらに驚くべきことに、最近は腸の病気をもつ人の腸内に、健康な人の腸内細菌を含む糞便を入れることで、腸内細菌のバランスを回復させる「糞便微生物移植」と呼ばれる研究も進んでいるという。 「汚い」と忌み嫌われる排泄物が、腸内環境を改善し、健康を作る救世主になる日も近いということなのか。

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